学校指導員さんという
お仕事をご存じですか?
特別支援教育として
平成19年に文部科学省が
学校教育法において定められた制度になります
学校指導員さんがクラスに配置されるようになって
12年目になろうとしていますでしょうか
発達障害の児童の学校での活動においての
サポートを行っていただける指導員さんは
今では 1・2年生のクラスでは
必要不可欠になっていると思います
ご存じのように
わたしの長男(現在 高2)は 3歳で
AS+ADHDの診断を受けまして
療育をずっと受けておりまして
小学校は通常クラスで
しかも 入学した年が 奇しくも平成19年でしたので
支援員さんが配置された年に入学しています
親としては
大変ありがたい存在でして
当時は 支援員さんをつけてくださったこと
大変 行政に感謝したことを記憶しています
ところが
当時は 初めての支援員さん導入ということで
目立つ存在の息子に
つきっきり(実際はどうではなく)に見えたようで
※目立つとは
座って居られない 落ち着きがない
突発的な行動をする
他の親御さんに
「なぜ あの子だけ」
とクレームを言われたことがありましたが
その時 相談した校長先生が
「学校支援員は発達障害の児童のためだけではなく
すべての児童に必要な存在です
けして 塚本さんのお子さんだけではない」
と 断言してくださったことを覚えています
特別支援と言いますと
どうしても 障害を持つ児童のみ
というイメージがつきやすいが
「どんな子も対象」
「どんな子も特別支援」
私も毎日 近くの国道の交差点で
見守り隊をしていますが
毎日見ていると ひとりひとりの顔の様子などが
違うと気になることがあります
お家でなにかあったのかな?
お友達となにかあったのかな?
ちょっと声をかけてあげるだけで
ぼそぼそと短い信号待ちで話してくれることもある
子供は敏感で かつ 繊細
ちょっとしたことで 授業に集中できなかったり
気分が落ち込むこともあるだろう
学校支援員をされている方
または
かつて されていた方に
支援員の仕事のお話を伺うことをしています
わたしは親の立場の角度でしか見ていませんが
実際にされてる経験者の声を
生で聞くこと 現場はどうなのか知ることをしています
教師のマンパワーだけでは
十分な支援ができない場合が多い昨今
多様化の時代とも言われますが
ひとりひとりに寄り添う学校生活を送っていただいて
個性を磨く上でも
支援員さんのサポートは必要です
かほく市では 全中小学校(9校)で
15名の支援員さんが
配置されています
「どんな子も特別支援」
と仰っしゃったことを信頼して
数が足りないという声も耳にする中
あらゆる方々の生の声を聞きながら
増員に向けて進めていきたいところ