天才はあきらめた

山里亮太

 

 

 

本の帯に

「劣等感は最高のガソリン」

と記されているのに興味を持って

手に取ってみました

 

山ちゃんこと

南海キャンディーズの山里亮太さんの

自伝的エッセイ

 

劣等感

自分自身が他人と比較して

精神的 身体的になんらかの欠点をもち

無価値な存在であるという

意識的かつ無意識的な傾向

@コトバンクより

 

心理学者のアドラーが称えた用語らしいですね

 

自分は天才ではない

をどこかで知っていて

普通の人間だし 根性もない 

だから 「武装」という強制が必要だった・・・

 

つまり

自分は天才じゃない

と言うことを無理やり消して

あいつは才能がない と思われないように

偽りの天才 張りぼての自信

を作り上げる努力の日々・・・

(本書より)

 

これは「劣等感」が引き起こす現象だと思う

 

努力するというのは 素晴らしいことですが

「何に」努力するかで大きく違ってくることあります

 

山ちゃんの自伝を拝読していると

わたしも かつて そんな時があったと思う

 

武装することに対して努力するのは

実は とても「疲れる」

 

それはなぜか 自然体な自分ではないので・・・

演じるのは疲れますよね

 

ついつい 〇〇らしく!しなきゃ

となりやすいですが

(大人として 親として 社会人として

わたしなら 市議会議員として とかね)

 

では 〇〇じゃない自分はダメな人間なのか!

と言う話だったりします

 

これが 劣等感を持つことだったりします

 

 

おかげさまで

9月22日アップした記事が

アメーバニュースに取り上げていただきまして

1日のアクセスが11606ということで

政治家ブログランキング1位をいただきました

(9月23日更新)

 

野田聖子さん 小泉進次郎さんを抑えて

1位というのは 恐れ多いですが

本音は嬉しいものです

 

アメーバニュースに取り上げていただくと

アクセス数が信じられないくらい上がります

過去に 3度 取り上げていただいたことがありましたが

 

その時 ある方から

 

「それはあなたの実力ではない

アメーバがトピックスでたまたま取り上げただけだ

調子に乗るな」

という ご指摘をいただいたとき

傷ついたんですよね

 

自分の劣等感というウミを掻き立てるようでした

 

ということは

わたしは 当時「武装」していたということなんです

 

こんなこと言われて

傷つくわたしは 張りぼての自信じゃないか!

 

という気づきと

同時に そんなことをご指摘された方も

今思い起こせば あなたも劣等感を持ちなのね

と思っています

 

この経験をきっかけに

「武装」はいらないな と思いまして

言われて悔しい自分を徹底的に味わってみました

 

山ちゃんも本書の中で

 

自分を「頑張れなくさせるもの」を振り切って、全力で走れ!
そんなものからは、逃げて逃げて逃げまくれ!
そのためのガソリンとして、自分が味わった苦しい感情を全部使え!
嫌いな奴を燃料にして、脳内で圧倒的な勝利を掴め!


悔しさをガソリンというエネルギーに変える

 

わたしは 普通の人なので

謙虚にならなければならない

 

今回 アメーバニュースに取り上げていただいたのは

かほく市健康福祉課が主催する

発達障害の理解のための講演会について

紹介させていただいたブログ

 

ランキング1位をいただいたのは

わたしかもしれませんが

 

これは

かほく市健康福祉課の職員さんの努力のおかげです

 

講演会を用意していただけなかったら

わたしは それをブログにか書かなかったと思う

 

逆にブログネタを提供してくださって

わたしが 楽しんでブログを書かせて

いただいているワケですから

このランキング1位は 

わたしだけのものではないと理解しています

 

そして ブログを通じて

「かほく市」を知っていただけると

もっと幸いです

 

努力するべきは

「何事も 楽しむこと」

ではないだろうか

 

山ちゃんも本書の中で

紆余曲折しながら 「武装」を辞め 現在は

「自分が楽しいことをやる」

領域に達しているそうです

 

「天才はあきらめた」

これ いいタイトルですね

 

わたしは劣等感を持つ人間です

スゴイ人でもない

だから 謙虚になることを

人一倍 勉強しないといけないワケです

 

もしそれが

今回のランキングの結果につながっていたならば

喜ばしいものです

 

少しは 武装を辞めることができたでしょうか

 

そして いつも愛読されている方

応援してくださっている市民のみなさんに

感謝しております

 

ありがとうございました