西田幾多郎哲学論集Ⅰ

 

 

 

運命は必然的自然として

我々を限定するのでなく

解くべき課題として

我々に与えられるものでなければならない

@西田幾多郎哲学論集Ⅰ

「無の自覚的限定」より

 

 

できれば経験したくない体験もあります

また

自分の運命を悔やむよりも

 

それは

何かやらなくてはならないことの「ヒント」

なのかもしれないという考え方

 

人は良い経験ばかりをしたいと

願いがちですが

良い経験しかしたことないという人は

厳しさを知らないので

そこから 学ぶことはないと思う

 

厳しい経験をしたから

そこから 良くしていくことを

思考錯誤

つまり 「考えていく」と思う

 

これが「哲学」ですね

 

西田幾多郎先生の本を開いた瞬間

目についた 一文です

 

9月定例会にむけて

一般質問の内容の整理をしていますが

 

わたしの「課題」は

西田先生の一文を引用すれば

 

運命は必然的自然として

我々を限定するのでなく

解くべき課題として

我々に与えられるものでなければならない

 

身をもって経験した

厳しい体験から質問が出てくることになる

 

実はそれはつらい

 

思いだしたくないこともある

 

ですが

 

向き合いなさい

西田先生は本の扉の中から

語りかけているようです

 

思いだしたくないつらい経験は

わたしに課せられた「課題」なのだ

 

きっと 同じ経験をされた方も多いと思う

 

その方々の何かの

お役に立つことができますように!

 

 

政治家にも「哲学」は大事です