また 目にした

「過労死」

しかも 富山県

 

悲しい・・・

 

公立学校に勤務していた中堅の教諭が

数年前に病死したのは

長時間労働による「過労死」だったと認定

※5月27日 北日本新聞

 

「過労死」

仕事上の過労やストレスが極度に達して起る

突然死と呼ばれるケースもある

 

過労死ライン

健康を害するリスクが高まると言われる

時間外労働時間を言いますね

 

脳や心疾患による過労死の労災認定の基準の一つとして

「長期間の過重業務」とし

発症前1ヵ月間に100時間

発症前2~6ヵ月間に1ヵ月あたり約80時間を超える

時間外労働があった場合

過労死のリスクが高くなり

過労死との関連が強くなると言われています

 

教職員の働き方改革については

3月議会でも一般質問させていただいた際

教育長から

4月からの教職員さんに対しての

長時間労働是正について答弁いただきました

部活動のお休み日を設定(ノー部活)

研修・会議の削減 リフレッシュ休暇

などなど・・・

 

ですが 他に教職員さんの仕事は

「見えない」部分にたくさん存在する

 

現在 わたしは長男が在校する県立高校の

PTA会長をさせていただいていますが

PTA活動を通して先生方と接する機会が多いと

「ここまで仕事するのか!」

と感じることが多い

内心 先生方 ダイジョウブなのか?と思うことある

 

PTA活動は仕事なのだろうか?

 

当たり前のようで 実は当たり前ではないのかもしれない

 

気になる点は つい声をかけてしまいます

 

市の職員さんも平日の庁舎業務だけでなく

土日のイベントや急を急ぐ対応で

出勤している姿をよく見かけます

 

今日も とある場所で

とある課長さんと出くわした

 

「休んでますか?」

とつい 声かけてしまうんですよね!

 

教育という社会的意義

長時間労働が暗黙の了解として長年放置されてきました

 

彼らは

教職員ですが 労働者です

 

わたしも 一保護者ですが

同じ働く仲間として教職員と言う角度ではなく

労働者として見ることも必要な時代

 

「将来 先生になりたい!」

子供たちもいると思う

 

これでは 勧められない!

という親御さんの声も聞きます

 

学習や部活動の指導

家庭や地域社会との関わり

学校に求められる役割が多すぎる

 

本来の教職員の業務 

とは なんであるか・・・

 

4月から始まった教職員の働き方改革

答弁された件にて

過労死や病に倒れないとは言い切れないと

議場でも 言わせていただきましたが

働き方改革のまず 一歩に過ぎない・・・

 

それで「完全」ではないと思っています

まだ やることがある

(人を増やす(部活の指導者・事務業務委託

労働時間の適切な管理など)

 

そして 社会のみなさんのご理解

教職員を労働者として見ること

これも 重要なことです

 

ご遺族の気持ちを考えると痛々しい

わたしの叔父も過労死で亡くなっています

そして 数年前に亡くなられた・・・と新聞には

記されていますが

遅くなりましたが 故人のご冥福をお祈りします