セカンドレイプ

という言葉ご存じですか?

 

セカンドレイプ

レイプなどの性的暴行を受けた者に対して

第三者が、性被害の苦痛を思い出させるような言葉を投げたり

被害を受けた原因の一端が被害者自身にもあったというような

中傷めいた発言をしたりして、精神的な苦痛を与えること

@新語時事用語辞典

 

「被害を受ける側にも落ち度があった」

なんて言われると

 

被害者なのに

なぜか 自分が悪い と感じてしまいます

 

いじめにもよくあるパターンで

「いじめる側にも問題がある」

と言うのと同じですね

 

いやいや 問題はどこかのか!!

 

被害者に問題の責任を負わせてどうなると思うのか

考えないのかなぁと思う痛い話

 

とある女性から

被害を受けた過去を

なかなか手放せなくて苦しんでいる相談を受けました

※この件について ブログアップすることを

ご本人の許可を得ております

 

「被害を受けるようなことしたんじゃないか」

という一言

被害を訴えているのに

加害者を特定する前に

その一言は ないですわ!

 

これを セカンドレイプと言います

 

それから この方は泣き寝入りとなるワケです

「自分が被害を受けるようなことしたから

自分が悪いので自分の責任」

と思い込みますとですね

 

どうなるか・・・

社会において ずっとその責任を思考で

受け取っているので

ぜんぶ 自分の所為にするので

「思ったことができない」

「主張できない」

「いつも自分が悪いんじゃないかと思ってしまう」

 

自由じゃないですよね

 

昨日のニュースで騒がれておりました

 

セクハラ報道による

「被害者女性は名を名乗れ」事件

 

加害者(?)が

名を名乗れというのは

どこまで 上から目線何だろうと思う

 

というか

セクハラしている認識がない

または

無意識なのかもしれません

 

誰も

「それ セクハラという行為ですよ」

と教える方がいなかったのは

 

裸の王様に近いとは思う

 

それは やっちゃいけないことなんだ!

もしかすると 失礼なことをしたかもしれないと

自分と向き合うことできないのか

 

地位のある方ですので

意識が高い方だったと信じたいことですが

否定するより

ご自身がなにをなさったのか

知らなかったとは言え 向き合っていただきたい

 

多くの女性が

泣き寝入りしないように

 

わたし自身も同じ経験があったとしたら

「それは セクハラです」

と 現行犯で(その場)で

相手にお伝えする必要性もあると思う

 

この前 ある方に

「それ セクハラです」

とはっきりお伝えしました

(それから 不快な発言はされなくなりました)

 

セカンドレイプ

身体的な性被害だけでなく

精神のレイプもあります

 

この方のご相談と昨日のニュースが

リンクしました

 

多くの女性がセカンドレイプで

苦しんでいる

相手に寄り添い 気持ちを受け入れてくれる

そんな社会であるために

わたしができることは

こうして 声を上げることだと思う

 

女性が輝ける社会を作る!

なんて 言ってますが

女性がなかなか 輝けないのは

何故か お考えになられていただけないかしら

 

制度とかではないですよ

意識です!