3月25日

 

内灘町役場 町民ホール

今日はあふれんばかりの満席状態でした

 

 

 

今日は内灘町で開催された

 

沖縄ドキュメンタリー映画

「標的の島 風(かじ)かたか」

を見てきました

 

標的の島 風かたか HP

↑詳しくはコチラ

 

 

今年は

内灘闘争から65周年だそうですね

 

内灘闘争とは

今から60年ほど前、朝鮮戦争が勃発

内灘砂丘は米軍の各種砲弾試射場として接収され、

村民が中心となり、ムシロ旗(金は1年、土地は万年)を立て、

炎天下の着弾地点に座り込みを続ける、

日本さきがけの米軍基地反対闘争が繰り広げられ

政府は、4年余の後、内灘村に試射場の土地を全面返還しました

 

わたしが生まれる前の歴史の一つ

 

地域を守るという地元住民の強い意志が

「座り込み」

という 表現になったのでしょう

 

日本で初めて「米軍基地」反対運動

 

 

今日は映画にさして

内灘闘争についての写真展が

行われていましたが

わたしが足を止めたのは

 

「七塚町民 決起する」

 

七塚町とは 現在のかほく市

わたしの地元です

 

隣町で繰り広げられる

地域を守る活動が

七塚町民にも広がっていたことに

興味深く拝見させていただきました

 

 

三上 智恵監督

 

上映後は 監督自身のお話を伺える機会をいただきましたが

 

内灘闘争と同じことが

沖縄で今 起きていること

 

これ 現実です

 

映画ではないと表現できないことがあります

と三上監督

 

壮絶な沖縄県民の闘い

 

なぜ そこまでして 守るのか

 

沖縄の悲しい過去を

繰り返さないために

 

座り込みを続ける おばあ の話は

深く 胸に突き刺さりました

 

「私はぶれない。ぶれたら、死んだ人に申し訳ないでしょ」

 

沖縄の過去の重みが

この言葉にある

 

沖縄の現状

辺野古 高江

石垣 宮古・・・

 

風(かじ)たかた

とは

盾になる(風よけ)

という意味です

 

守りたいものがあると 盾になりますよね

 

わたしが守りたいのは子供だ

 

みなさんは 何の 盾になりたいですか?

 

盾になりつづけてきた

人たちのヒューマニズムを

感じさせる映画

 

ありがとうございました