はじめに読む

LD(学習障害)の本

上野一彦

 

 

 

わたしの長男(高1)が

発達障碍(AS+ADHD)ですので

市民の方からは

発達障碍についてのご相談が多いです

※ブログでは 障害ではなく→障碍という漢字を使っています

 

先日は

「うちの子がLD(学習障碍)かもしれない

LDの子の学校での支援とかサポートはどうなっているのだろうか」

という ご相談を受けました

 

LDとは

読み書きや計算など 特定の分野の中で著しく不得意である

性質をもった障碍 中枢神経に何らかの障害があることが

原因とされており視覚や知覚聴覚に障害があるわけではありません

環境的な要因が直接的な原因になることはないとも言われています

 

ところがですね・・・

「怠けている」

と誤解されることあるんですね

 

怠けているわけでなく

本人が努力はしているものの

「できない」

のは 理由があるのです

 

お子さん自身が深く傷ついている場合もあります

「自分はなんでこんなこともできないんだ!」

 

わたしもですね LDかもしれません

数字が苦手でして

ホントに 学生時代は数学に苦労した経験があります

 

ですが 大人になれば

電卓が使え サポートアイテムとしては

ヒジョウに 便利なツールです!

 

算数障碍の子は 学校では電卓使えませんよね

 

ディスレクシア(読み書き障碍)という

文字が読みにくいというパターンもあります

(文字がゆがんだり 踊ったりして見える)

 

LDの子たちは

本人が または 親が悪いわけではなく

生まれつき脳の仕組みが少しだけ違うということなんですね

それも 「個性」として

受け入れて行くことが昨今のテーマだったりします

 

できて当たり前

ではなく

できないのは なんらかの勉強のし方が

違うのだという考え方

 

多様性の時代というのは

勉強のスタイルさえも個々に違うということも

受け入れることが求められると考えられます

 

文部科学省の推計では

学習障碍のある子どもは全体の4.5%

クラスに1名という計算です

 

 字が書けない

字が読めない

計算できない

授業についていけなくて

自信をなくす子供さんがいる現状

 

大分県のとある小学校では

ではLDのお子さんのタブレット端末の使用を認め

(音声ガイド機能やタッチパネル使用)

授業についていけるようになったお子さんの例があります

 

最新のテクノロジーが

学習障碍のお子さんの未来をサポートしている

 

ハートネットTV/タブレットが学校を変える

↑詳しくはコチラ

 

かほく市では 各学校に

タブレットを導入して授業で活用していますが

(タブレットで撮影した写真でクイズを作ったり

詩を加えたりして作品を作成しています)

 

※タブレット端末はLDのお子さんのサポートになるのかどうか

教育部の見解をお聞きしたいところです