忖度バカ

鎌田 實

 

 

 

永田町では

改ざん激震と共に

 

再び 「忖度」(そんたく)

の言葉が浮上してきましたね

 

ここで おさらい!

 

忖度

他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。

@コトバンクより

 

2017年流行語になりました

忖度というのは

「森友・加計」学園問題で話題になった言葉で

相手の意向を推し量り 先回りして満たそうとすることで

所謂 「空気が読めるデキる人」になりたい!

という心理であり その中の心胸には

自己保身欲求や喪失不安 承認欲求や

何らかの見返りへの期待などが潜んでいる

という 本来の 忖度という

配慮という 思いやりの気持ちではない理解があったりします

 

忖度とは 本来は

奉仕に近いと思うんですよ

 

奉仕とは

「見返りを求めずにすること」です

 

思いやり 配慮には

「これだけしているのだから

あとで わたしにお返ししなさいよ」

という決まりはあるのでしょうか?

 

もし それが まかりとおっているのだったら

残念に思うのです

 

それって 

忖度じゃなくて

損得ですよ!

 

忖度してます

ではなく

損得(感情)でやってます!

 

と言えないのか・・・

 

わたしにも 時に承認欲求がある

 

認められたい!

と思うことは 誰でもあると思うのですが

 

認められ方は

様々あると思う

 

相手に都合のよいことをすることで

認められるのか

それとも

自分の信念を持ち ひたすらに努力し続ける姿で

認められるのか

 

どちらが簡単か

 

それは 相手の都合の良いことをする方が

「簡単」 ですよね

 

「恐れ」が渦巻く人間社会

 

忖度しなきゃ 相手に気に入られないという

恐れは

実は 相手を信頼していない証拠だということに

気づかないといけないと思う

 

わたし 信頼している人には

本音でぶつかる

議論する

受け取る 与える

時間はかかるけど その上で

信頼とは生まれるのではないだろうか

 

 

話題の忖度してる人は

空気が読めるデキる人なのかもしれませんが

信頼がないのね

それは 残念に思う今日この頃です

 

本来の忖度に修正は

難しいことなのか

 

忖度ではなく損得してる

こと お気づきになられてほしい