内灘闘争

 

内灘村(現在 内灘町)今から60年ほど前 朝鮮戦争が勃発

内灘砂丘は米軍の各種砲弾試射場として接収され

村民が中心となりムシロ旗(金は1年 土地は万年)を立て

炎天下の着弾地点に座り込みを続ける

日本さきがけの米軍基地反対闘争が繰り広げられました

 

 

 

 

わたしが生まれる前の出来事

 

つまり歴史ですね

 

昭和28年 河北郡内灘町で繰り広げられた

米軍基地反対闘争

 

米軍基地反対運動 闘争は

沖縄の話 というイメージがありますが

実は わたしたちが住む石川県で過去にも

あったことです

 

わたしは体験はしていないものの

↑上記の小説の中で 垣間見たことがあります

 

 

津幡町のエッセイスト 水野スウさんに

お誘いいただきまして

 

内灘町元教育長

西尾雄次氏の 内灘闘争のお話会に参加してきました

 

本の中で(物語)

表現されている内灘闘争の

受け取り方と

肉声を通しての受け取り方は違うんですね

 

より鮮明に そして 現実的に

 

 

 

水野スウさんの美味しい紅茶と

和菓子をいただきながら

 

耳を傾けて

 

ここは 津幡町ですが

内灘の日本海のさざ波と

当時の闘争に加わった方の情熱が

ここまで聞こえてくるような

気がしました

 

日本海美し

内灘の砂丘美し

波の音聞きて

生きる人の心美し

@井上 靖

 

昭和45年生まれのわたしですが

内灘闘争は 昔々の過去

沖縄で問題になっている

米軍基地反対運動

 

昔は石川県でも 土地を守ろうとした人がいたこと

 

歴史という事実を

どのように受け入れるのか

感じ取るのかは

個々の自由だと思うんですね

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

@ビスマルク

 

経験は自分の体験でありますが

歴史は経験できない体験ですが

 

それをどのように想像して言語化していくのか

 

難しいと思われるでしょ

 

でも どう感じたか

が重要なんですね

 

もし 今 身近で基地ができるかもしれない

となった時 自分ならどう思うのか

 

これが「考える」ということです

 

他人ごとではなく

わがごととして考えることができる人を

 

わたしは 賢者だと思うわけです

 

歴史を振り返る 良い時間をいただきました

スウさん 西尾さん ご一緒したみなさま

ありがとうございました