これならわかる

障害者差別解消法

 

 

 

国連の「障害者の権利に関する条約」の

締結に向けた国内法制度の整備の一環として、

全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、

相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、

障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、

平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」

(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、

平成28年4月1日から施行されました

@障害を理由とする差別の解消の推進/内閣府

 

内閣府

↑詳しくはコチラ

 

ヘルプマーク ヘルプカード

(石川県ではHELPカード)

について調べていきますと

いろんなものが見えて行きます

 

「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」

(障害者差別解消法)

という法律があることをご存じでしたか?

 

平成28年4月1日施行ですが

昨年の9月発表の世論調査では

 

障害者差別解消法を 

知っている 21・9%

知らない 77・2%

という結果・・・

 

そもそも 障害者差別解消法って なんですか?

というお話ですね

 

 

障害者差別解消法に関する

スローガン的な言葉が

 

「合理的配慮」

 

これまた・・・理解しにくい言葉ですが

わかりますか?

 

合理的

道理にかなっているようす。むだを除いているようす。

@国語辞典より

 

しかし これまた もやっとしていますね

 

わたし的理解では

「シンプルなこと」

だと考えております

 

無駄をそぎ落として 目的を最短に行うことだと思っています

 

つまり そこに 配慮がプラスされることは

 

「シンプルな配慮」

と言えますでしょうか

 

車いす利用者の移動を手助け

視覚に障害がある場合は文章の読み上げや点字を活用

聴覚障害者には筆談で対応

例として挙げられる サポート

 

その他に 目に見えない障害をお持ちの方

(発達障害や精神障害 義足やペースメーカー着用の方などなど)

に対して わたしたちは

配慮してくださいね

と言うのは実は難しい

 

空気を読め!ぐらい実は難しい

わたしたちは すべてを透視する技を身に着けておりませんので

 

合理的配慮とは

逆を言えば

障害をお持ちの方も配慮をするという

考え方もできます

 

「わたし こんなことで困っています!」

と 表明できるような

 

障害だけでなく 社会生活において

困っていることを隠してしまう傾向 どなたもあると思うんですね

 

人一番 頑張り屋さんの日本人ですから

つい 自分でなんとかします!

迷惑かけちゃダメ!

となりがちなのですが

 

「困ってます!」

を表明するのは 苦手なのかもしれません

(人のことは言えない わたしもです)

 

市議会議員になった時

知らないことが多くて困ったことがありましたが

「教えてくれ」というのが恥だと思ってました

がしかし・・・サポートしてもらわないと仕事できないじゃないですか

 

自分のエゴを捨てて

サポートを求めることで

ちゃんと教えてくれる方々がいました

 

これも

双方の「合理的配慮」

 

知らないんです!

できないんです!

困っているんです!

 

と 声を上げてもいいと思う

 

困っている人を見ると

誰しもが手を差し伸べるだろう

 

だからこそ

ヘルプマーク ヘルプカードの普及の意味があるんですね

 

ヘルプマーク ヘルプカードは

障害を持つ方への合理的配慮のシステムだけではなく

周りの方々

サポートする側への 合理的配慮なあり方であることを

忘れてはいけない

 
合理的に シンプルに
素早く 簡単に サポートができるように