働き方革命

あなたが今日から日本を変える方法

駒崎弘樹

 

 

 

ある方との会話で

こんな話になりました

 

「何十年も働いて疲れて辞めたのに

これでしばらく ゆっくりしようと思っていたのに

いざ 辞めて 家にいると

ダラダラしている自分はダメだと思った

なにしてるんだろう」

 

これは よくありがちな心意だと思うんですね

 

わたしも経験ありますが

懸命に仕事している中で

自分を休ませてあげようと

有給をとって休んでいても

「休んでいる自分はダメだ」

「休んでいる間に他の方に迷惑をかけている」

という罪悪感がどこかに残ってて

休んでいても休んでいる気がしない

 

あぁ・・・余裕がないんですね

 

働いていない自分はダメだ

(自分ダメ出し得意な方いませんか?)

 

なので 休んでいても

心にゆとりがない

心が豊かではない

心に余裕がない

 

だから 忙しく働いていた方が結局良い

みたいなことあると思うんですね!

 

働き方改革 と言いますが

制度や 会社のあり方が変わったとしても

 

「休んでも良い」

と自分で思えるか

「帰れ」と言われても快く帰れる自分がいるか

 

 

真面目な日本人ですから

働いている!

ということで 安心することあると思う

 

働いていないのは ダメだ

休んでばっかりは ダメだ

頑張ってないと ダメだ

 

責めているのは 自分だけ?なのかもしれませんが

 

周りに同じ考え方の方が

もし いるとしたら その職場は

そのような空気になりますよね

 

なおさら 休みづらい・・・

(日本人は他と合わなきゃいけないと思い込みやすいので)

 

心に余裕がない というのは実につらい

 

休んでも休み切れない

 

休 = くつろぐ

というのが 本来の理解です

 

くつろげていない!

(身体は休んでいても)

 

働き方改革 制度もそうですが

どこまで わたしたち労働者の心が豊かになれるか

余裕が持てるか

くつろげるか

 

ひとりひとりが

立ち止まって

働くということを

惰性でやっていないか考え直すことも

必要だと思う

働き方改革と言いますが

心の持ち方改革も必要なのかもしれません

 

わたしなんかは 心の貧乏性(;´・ω・)

どれだけ

「頑張っていない自分はダメだ」

我が身にムチを与えてきたことか・・・

(気づいたなら わたしも 考えないといけない)

 

休むときは休む

心からくつろげる日が

多くの方に訪れることを

願ってやまない

 

今日は早く寝よう!