「居場所」のない男、

「時間」がない女

 

水無田気流

 

 

 

安倍内閣は

「すべての女性が輝く社会づくり」を 推進しています

 

すべての女性が輝く社会づくり/首相官邸

↑2017年11月16年 首相官邸サイト

 

と記されています

 

女性が社会で活躍することを望まれているご様子ですが

そもそも 女性には「時間」がなかったりします

 

先日もワーキングマザーのご相談に乗った時

感じたことは

「時間に追われている」 ということ

 

仕事と子育て(または 家事)の両立をするということは

すなわち 「時間」との闘いだったりします

 

ひとりに限られた時間は24時間と

誰しもが決められているワケでして・・・

(当たり前ですが)

 

わたしもシングルマザーで

子育てと家事 そして議員の活動を含め

実は 「時間が足りない」と感じているのは事実です

 

総務省の調べですが

共働き世帯数は男性片働き世帯の1、5倍に増え

常勤で働く妻の3/2が8割以上の家事を行う場合が

ほとんどであり

家事をしない夫もいるわけです

(しないのと する時間がない というのもあると思う)

 

家事を含めての労働を考えると

女性の長時間労働を感じることがあるんですね

※ただし 家事も労働とみなすとです

主婦業も含めると かなりブラックになる

 

中には仕事と家庭の両立をするために

正社員ではなくパート採用にスライドする場合もあると思います

かといっても 家庭のこと(育児と家事)もあるワケで

 

どちらにせよ 女性が社会で輝く時間は

どこにあるんだろう?と考えることがあります

 

例として 同居の場合 

親族のサポートは大きいですし

近くにご実家がある場合も実家の方の

サポートを受けることもできるかと思いますが

みんながみんな そうではないんですね

 

そして 男性

働き過ぎの男性は 家庭に居場所がないという方も

多いと言われる

仕事以外の人生の選択肢に乏しくなってしまったという現状でしょうか

そりゃ 仕事で帰宅が遅くなる

帰宅すると

仕事と家事に追われている妻・・・

 

歪んでますよね

この男女の狭間にある 歪み

 

限られた時間は

誰にでも 1日24時間しかないのです!

 

「居場所」のない男、

「時間」がない女

の著者 水無田気流さんは

こう言います

 

女性活躍推進法は

「日本女性超人化計画」

 

政府が描く女性像があまりに非現実的だということ

 

※女性活躍推進法とは

2016年4月に施行となりました

「働く女性の活躍を後押ししますよ」

という法律ですが・・・

 

男性の働き方も考えないといけないと思いませんか?

 

女性だけ 後押しするのではなく

男性の働き方にも リンクしてくるワケでして

 

女性は時間ありません!

もちろん

男性も時間がないと思う

 

男女とも

多様な働きかたが可能な就業環境と社会保障

そして労働と家庭の再編を考えていかなければならない