危険!パーソナルトレで健康被害 | 澤木一貴オフィシャルブログ「パーソナルトレーニング24」Powered by Ameba

危険!パーソナルトレで健康被害




サワキジム代表
パーソナルトレーナーの澤木です。


またか!
というニュース。
パーソナル業界に良くないニュース。
でも予想通り。

 



こういうことが起こらないように、学問としてカラダのことを学ぶ訳ですが、トレーニーの経験レベルを他人に教える最近の風潮は危険ですね。


過去にトレーナーとトレーニーは別物だよ、という記事を書きました。

 



最初に書いたのが、2015年ですから、あれから7年経ち、更にパーソナルブームは広がり、怪しいトレーナーは更に更に増えました。


資格制度が整わないまま、ここまで来てしまったフィットネス業界全体の問題、1~2日で取れる資格を振りかざして、優秀なトレーナーのフリをする人たち…参入するのに敷居の低い現状をどうすべきか?


今、業界変革といってもこのブームは止められません(そのうち終わると思いますが)。ですから、「経験値だけ」「YouTuberの真似」「ただ筋トレが好き」レベルの人にはきちんと、学んでほしいんです。


カラダのこと
指導する技術のこと




もともとパーソナルトレーナーは2~4年は学校に行くなり、実務経験を積むなりしてなったものなんです。サワキジムアカデミーは、学校の代わりになる思いで作りました。


ちょっと宣伝になってしまいました(汗)。




2020年には、取材に対しこのように語りました。

 



お伝えしたい部分を引用して、この記事を終えます。よき業界のために!


「トレーナーとトレーニーは別物なのですが、現在はこの二つが混在しています。一般のお客様は、カッコイイ体の人がいいトレーナーだという認識を持ちやすい。でも、必ずしもすごい体をしたトレーナーがいいトレーナーとは限りません。トレーニーの延長のようなトレーナーさんの場合は、自分の経験値に頼った指導になり、どうしてもボディメイクが中心になりがちという傾向があります。それだとケガをさせてしまう恐れもありますし、初心者の方には合わない場合もあると思います。パーソナルトレーニングには、人それぞれの目的があります。高齢の方の健康づくりや転倒予防だったり、子どもの運動能力向上だったり、ダイエット目的だったり、いろいろなものが求められます。ボディメイクもそのうちの一つですが、それ以外のことをやっていくのが本来の仕事だと僕は思っています。トレーナーが良い体であるに越したことはないですけど、そこが絶対ではないということです」