トレーナーとトレーニーの違い
SAWAKI GYM代表、
パーソナルトレーナーの澤木です。
この記事、5年前のもので、リブログしようかと思ったのですが、これからうちには新入社員や新たなバイトが入りますし、NESTAでのトレーナーゼミコースもスタートするので、主に彼らに向けて改めてリテイクします。
▲5年前の懐かし写真。左から小波選手・ASUKA選手・真琴選手のセミパーソナル。
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自分の職業へのこだわりや想いはこのブログで頻繁に発信させていただいておりますが、昨今のパーソナルトレーニングビジネスのブームの弊害(?)について、ひとつ警笛をならしておきたいと思います。
トレーナーとトレーニー
●トレーナーとは、お客様のニーズに応えるために身体評価からプログラムの設計、きめ細かい指導をする運動指導のスペシャリスト。当然、カラダに関する基礎知識を十分に持っている。マッチョやナイスバディであったに越したことないが、焦点はあくまでお客様。
●トレーニーとは、トレーニングをこよなく愛する、まさに「トレーニングをする人」。カラダに関する知識は必ずしも必要ではない。趣味が高じて、トレーナーに転身する人も(・・・かつて私もその一人ではありますが)。
業界を見渡すと、最近はこの2者が混在してきたように感じます。※これ、5年前の記事ですが、今はもっと混在してきました。
▲トレーナーは『仕事』としてトレーニング指導をしています。
すごくいいカラダをしていて、自分のトレーニングは上手だけれど、基礎知識を有していないので、お客様のサポート(心理面も肉体面も)が十分にできない。このようなトレーニー上がりのトレーナーさんというのは、そのお客様にとっても、業界にとっても非常に危険です。
実際、一般のお客様は、「カラダがかっこいいことが良いトレーナー」という認識を持ちやすいので、(勉強しない)トレーニーあがりのトレーナーのところに行ってケガをする、というケースは後を絶たないようです。
先日のヨガで怪我させちゃうインストラクターの記事も同じかもしれません。
これからのフィットネス業界を考えるのであれば、トレーナーという名を名乗る者全てが、最低限の基礎知識を有し、様々なトレーニングを偏見なく実践しているべきと考えます(頭でっかちでも良くないですが)。
▲SAWAKI GYM ACADEMYをつくった理由は、学校に行かなくても学びが選べるように。
パーソナルトレーナーのみなさん、、他のカラダに関する業界(医療・スポーツetc.)から見られても、恥ずかしくない展開をしていこうではないですか!
みんなで!