月の下、泥花の咲く頃
写真家の高島史於さん舞台写真50周年展
「1968~2018・舞台の魔術師たち」にて
高島さんに撮影いただいた10年前の初ソロ公演写真を拡大して展示してくださるとのこと。
高島さんの50年間の作品。
ダンスの歴史を拝見するようです。
錚々たるダンサー・ミュージシャンの皆さまの写真とご一緒させていただけるのは、光栄ですが恐縮です。
「月の下、泥花(でいか)の咲く頃」
という公演名でしたが
私にとっても、大切な写真です。
ここには、見えないけれども
今は亡き深町純さんのピアノと、
新井みつこさんのチェロが
響いています。
共に闘ってくださり
寄り添ってくださり・・
共に舞台を作り上げて頂いた
あの感覚、再び思い出しはじめています。
一夜目は深町さんに、
二夜目は清水一登さんに
演奏いただきましたが、
この公演を踏み出さなかったら
清水さんのピアノとも
出会わなかったのかもしれない。
そんな、はじまりの一点。
今月はなぜか
10年前のこの公演について
振返る機会が多かったです・・。
思うように表現できず
悔しい想いがたくさんでしたが
改めて、駆け出した自分に
再会したいと思います。
お立ち寄り頂けましたら幸いです。
2018年7月5日(木)~11日(水)12時~19時
六本木ストライプハウスギャラリー
高島史於さん舞台写真50周年展
「1968~2018・舞台の魔術師たち」