ねがひぞ満つる潮のまにまに | 舞踏家・岡 佐和香のブログ

ねがひぞ満つる潮のまにまに

「わたつみの瀬戸のやしろの神垣にねがひぞ満つる潮のまにまに」

弥衣ちゃんから「瀬戸神社で一緒に奉納しませんか~」とお誘いいただきビックリ。

子どもの頃、朝比奈に住んでいたので初詣に、近くの図書館に行く時に、金沢八景駅近くの瀬戸神社はよく家族でお参りしていたのです。

大人になっても懐かしくなって、ちょこちょこ八景に寄るたびに、いつか奉納ができたらいいな~とあまり深く考えず思っていました。

こんなことって、あるのですね~

子どもの頃、神さまたちに、私は何を祈ってたのかな・・・
たしか、家族が幸せにと祈っていたような記憶がありますが、祈っていて、なんだかここは、あったかいなと感じていました。
童心に還って祈り、舞わせていただきたいなと思います💗

5月26日14時頃~とのことです。

瀬戸神社の起源がこちら。
大昔、今日の泥亀町から釜利谷東一帯は大きな入江でした。この入江と平潟湾とは、今日の瀬戸橋の位置にあたる狭い水路状の海峡でつながっていました。
そしてこの小さな海峡は、潮の干満の度に内海の海水が渦を巻いて出入りする「せと」でした。
古代の人は水流の険しい「せと」を罪穢れを流し去ってしまう神聖なところであるとして、豊な幸をもたらしてくれる神々をここに祭りました。これが瀬戸神社の起源です。

神社の隣接地からはすでに古墳時代には祭りが行われていたことを証する祭祀遺物が出土しています。
瀬戸神社の御祭神が「飛び石」(金龍院という近くのお寺にこの石が残っています。)という岩に乗って出現されたという伝承も、こうした古代の人以来の語り伝えでありましょう。

瀬戸神社
http://www.setojinja.or.jp/