今は見る影もないが、ダバオは日本からの移民が多かった地らしい。
ダバオに来たんだからその痕跡を巡る旅ってのもおもしろいと思い遠出しました。
グラブでタクシーを捕まえてダバオ市街地から約30㎞のところにある、Philippine-Japanese Historical Museumを目指します。
グラブは634.48ペソ=1600円とけっこうなお値段。
さらに博物館から日本人墓地、ジャパニーズトンネル、ダバオ市内の日系人学校まで行ったらいくらかとタクシー運転手に聞いたところ、待ち時間もあるし2500ペソとけっこう強気な返答が。
タクシー捕まえるのも大変なので、しぶしぶ了承しました。
タクシー代だけで合計8000円も使う羽目に。。。
道は広いのに交通マナーが劣悪なので平均速度は遅いフィリピン。
1時間ほどで到着でした。
博物館は日系人会インターナショナルスクールのカリナン校の敷地内にあります。
門番に博物館を見に来た旨を伝えると中に入れてくれます。
入場料は大人100ペソ、学生は50ペソでした。
館内はガイドもついてくれて英語での説明がありました。
ダバオにはいろいろな民族があり、言語も違っていたようです。
当時のダバオ地区は2万人ほどの日本人が住んでいたようです。
日本人街のような街もありました。
いまの上皇がダバオを訪れた際の写真です。
右はまだ皇太子時代、左は天皇になってからの訪問です。
日系人学校の生徒たち。
次にミンタルという場所にある墓地に。
当時の日系移民の墓があるとのことだったのですが新しいものばかりでした。
沖縄や九州からの移民が多かったらしく、「沖縄の塔」なんてのもありました。
ここは納骨堂。
紀元2600年記念と書いてあるので昭和15年でしょうか?
ここにも日系の墓がありかなり荒れてましたが、あとをついてきたフィリピン人3人が草刈&掃除をしてくれました。
私には何も関係ないのですが、100ペソずつ渡し、「毎日きれいにしといてよ」と言っておきました。
次はジャパニーズトンネルです。
なんだか妙に高さや幅もあり、本当に当時のものなのか怪しい感じでした。
入場料は一人70ペソでした。
なぜか牢屋に入れられている仏像。
なんだか会議をしている、の構図らしいです。
10年くらい前に少女Aが通っていた学校に向かいます。
入口の警備員はBちゃんのことを覚えていました。
それにしても、日系人ってなんなんだろうか?
ここに安倍首相が訪れたときの記念です。
フィリピン人には安倍首相って結構人気あるのかな?
少女Aの当時の担任も会うことができ、よかったんじゃないかな?