今夜は平日のレイトショーにどうしても見たい映画に行きました。

福音戦士(エヴァ)新劇場版破です

映画の内容は前回に比べ面白かったです


それより当日は嵐に近い雨にもかかわらず、見に来る若者多さです

TVシリーズを見てからもう15年になるのでリアルタイムを知る人ばかりでないでしょう

思わずこんな若者中に居る自分がとても気持ちが若いとアピールしているようで、

何故か少しニヤけてしまいます


小さな映画館、少し難解で重苦しい映画、オタクぽい人、彼女に解説する彼

大いに語ろうとする男たち・・・ 


昔、台湾で、僕は女の子とコミニケーションが取れず

僕は何を思ったのかダンマリを決め込んで、鞄からエヴァの同人誌を取り出して読みだした

横から覗くその子が馬鹿にしたように、「そんな歳で子供の読む漫画を読むなんて!」

僕は 「違うよ、大人が読んでも楽しめる良い物語だよ」

綾波のプラグスーツ姿をみて 「どこが?Hな漫画でしょう」

僕は 「この物語の大切なところはキリスト教がベースで、ロボット+学園ものでは無く

     哲学的でもあるんだよ、君は理解できないかも」

この時から僕の中ではエヴァは福音戦士が一番ぴったりくる


暑いエアコンの壊れたアパートの一室で僕はエヴァを読み

その子は中国語のハーレクインロマンス?を読み

汗を掻きつつ埋めることのできない寒々と空間を思い知った


時は流れて、エヴァの中国語の解説書も出回っているだろうし

あの子理解してくれただろうか?