我が家には稼働中8台 不動(修理待ち)2台
計10台のレコードプレーヤーがあります。
一番のお気に入りは1975年製のYAMAHA YP
1000です。アームはSTAX UA-7(標準ではSH
URE V15TYPEⅢが標準)それが突然回転不安
定で遅くなる症状が発生!
先ずは開腹してみます。
Technics SP-10と兄弟機と言う事で円形基板
は同じのようです。
電源回路はYAMAHA独自のようです。
大体回転不良の場合コンデンサーが一番疑わし
ですが、過去の経験上、半固定や可変抵抗やリ
レーが最も故障の可能性が高いです。
先ずは半固定の交換 写真を撮り忘れましたが
可変抵抗を交換 リレーは分解して接点を磨き
ます。(2個共)
黒い半円のような形が整流ダイオードです。
脚が真っ黒です。デッドストックを所有し
ていたので新品に交換です。電解コンデン
サーも念の為に全交換します。基板の仕上
げは全てのハンダをやり直しします。
電源ケーブルを3極化します。
次はストロボのミラーの交換 ポリカーボ
ネート樹脂製ミラーをカットして代用します。
カッターでカット出来るので便利です。曇って
見えるのは保護フィルムです。
ボンドで所定位置に貼り付けて完成
最後はインシュレーターが劣化していたので
スパイクでリジット化します。
今回の修理で交換した部品(モータ部)
電源基板の交換部品
ついでにトーンアーム(STAX UA-7)のアーム
リフターも分解 抜けたオイルを充填します。
アームプレート上に滑り止め0.2mmを貼り付
けました。
ターンテーブルマットを真鍮製に交換します。
早速組み上げて音だしです。回転は安定して
います。47年前のレコードプレーヤーなので
色々な部分がガタがきていました。同じ部品
の入手が困難な物も多々有りましたが、工夫
と代用で対応です。
これで暫くは安定して回ってくれると思いま
す。レコードライフを楽しむにはこのターン
テーブルは私にとって重要アイテムで。
次は微妙に調子の悪いDENON DP-3000の
修理を予定しています。