【幕末維新ゆかりの地】
【坂の上の雲ゆかりの地】
さるるのＲＵＮは歴史ヒストリアの性格が強いです。
タイムや距離をより高めていくという意識はなく、運動がてらに
いろんなものを見て回りたいという
まさにその一点に尽きるのですが、今回は四郷町にＲＵＮした時のことです。
観光案内に【明治天皇の駐蹕之所（ちゅうひつのところ）】って案内を見つけたんです。
んで、ＲＵＮしながら地元の人に聴きながら調査してきました。
もっとも激動な生涯を送られた天皇？
【明治天皇】
約６８０年続いた武家政権に終止符を打ち
明治時代に入ってからは五箇条の御誓文の発布したり日清戦争と日露戦争では
明治天皇は大本営で直接、戦争指導を行いました。（戦闘指揮って天皇初？）
その影響か？国民に天皇のお姿を見せるためか
日本各地で軍事訓練を見学されたり、巡日本各地に巡幸されたりと
姫路・高砂・加古川では明治天皇が立ち寄られた場所が点在しています。
観光案内に従ってＲＵＮするです！
明治３６年（１９０６年）
明治天皇が陸軍演習を見学された場所に記念碑が立っているらしい。
これは歴史ヒストリアせねばならんでしょう。
自宅からＲＵＮからだしけっこう疲れた♪
ここから軍事演習を眺められたんだろうか
あった！
へ～！
ここに明治天皇がね～！
さるるは明治天皇が立たれた場所に立ってるんやな！
すごいなあ・・・・。
明治天皇はさるるのイメージだと武闘派だけどそれは時代背景なんやね
喰うか食われるかの世界情勢の中だもんなあ。
明治天皇が崩御された際
日露戦争の英雄？乃木希典とその妻が殉死しています。
日露戦争といえば
日本人の興亡を賭けた戦いを描いた
【坂の上の雲】
もちろん劇中でも乃木希典は登場します。
日露戦争では旅順要塞を陥落させた英雄とされる一方で
旅順攻囲戦で無謀と思える突撃戦術を繰り返し
戦死者１５４００人、負傷者４４０００人という未曽有の損害を出したことに
国民の批判も自責の念もあったと言われています。
そんな乃木希典を明治天皇は慈愛に満ちた言葉をかけられたことに
乃木希典は心が救われ、恩義を感じ・・・・そして明治天皇の崩御した際に
妻と一緒に殉死する・・・・という描写が司馬遼太郎の【殉死】では描かれています。
【乃木希典と妻の静子】
この撮影日に殉死したそうです。
しかしながら司馬遼太郎は『坂の上の雲』では
乃木希典を愚将として描き切った感があり、乃木希典が本当に愚将だったかは
再検証が必要かと思われます。
ちなみに明治天皇より学習院の院長になるように勅命を受け
後の昭和天皇を養育することになります。
さらに余談・・・・後年、中曽根総理が昭和天皇に
「司馬遼太郎の『殉死』の逸話の真実」を確認したところ昭和天皇は
「概ね事実である。」とお応えになったそうです。
昭和天皇が人格形成に最も影響を受けたのは乃木希典だったとお言葉がありました。
軍事面には評価が分かれる乃木希典ですが
こと人格においては
高潔であったというエピソードばかりであり
明治天皇、昭和天皇から信頼されていたというあたり
そういうことなんでしょうね。
【青天を衝け】の渋沢栄一も
明治天皇のお墓を東京に・・・・と活動しています。
結局
明治天皇のお墓は京都府伏見区に決まるのですが
そこらへんも描かれるのでしょうか？
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