シンカンリニン「管理人の大西さん、大西さん。事件ですよ」
管理人・大西「なんだよイキナリ。お前の周りで起こる事件なんて、そう大したことないだろ」
シンカンリニン「そんなことないですよ。ファミリーマートでコオロギのおせんべい売ってたんですよ。コオロギですよ」
管理人・大西「お前、ちゃんと世の中のニュースとか読んでる? 昆虫食ってのはこれからの人類の食糧危機を救う大事な食べ物らしいぞ」
シンカンリニン「えー、また僕をからかおうと思って嘘教えようとしてるでしょ」
管理人・大西「何言ってるんだよ。ほんとだって。昔から地方によってはハチノコが名物だったりイナゴの佃煮があったりしたんだよ」
シンカンリニン「そうなんですね。そういえばハチノコは聞いたことあるような気がしてきました。でもコオロギですよ、コオロギが食べられるんなら鈴虫やバッタも食べられそうですよね」
管理人・大西「案外、美味しいんじゃないの」
シンカンリニン「じゃ大西さん、コオロギ買って来たら食べますか?」
管理人・大西「ああいいよ。食べるよ。ただし、お前がちゃんとたべてからな。まずはお前が味見しろ」
シンカンリニン「えー、コオロギをですか。ちょっと怯むな」
管理人・大西「大丈夫、お前の舌ならコオロギもエビフライもきっと区別できないから。だけど、確かにコオロギの形のままだと、食べにくそうだけどせんべいになってれば、分からないんじゃないかな。とりあえず1個買って来てみたら? コオロギを食べたお前の反応も見たい気がするし。。。。」