シンカンリニン「管理人・大西さん、僕トキに関しては少し知ってる事あるんですよ」
管理人・大西「テレカの鳥だろ。もういなくなっちゃったんだよな」
シンカンリニン「今のトキは中国から来たトキですよね。Nipponia nippon ってのはトキの学名です。日本にいっぱいいたんですよ」
管理人・大西「佐渡島にいたんだよな」
シンカンリニン「そうですよ。でも能登半島にも最後に1羽のこって、能里(ノリ)ちゃんって呼ばれてたんです。繁殖期になると、羽根を婚姻色のキレイなトキ色に染めて、いない相手を求めて能登半島をクヮークヮーって鳴きながら悲しそうに飛んでたんです」
管理人・大西「そうなんだ。可哀想に」
シンカンリニン「それで佐渡島に移したんですけど死んじゃいました」
管理人・大西「そういえばお前、ワライカワセミの話もしてたけど、もしかして焼き鳥とか好きなヤツ?」
シンカンリニン「なんで、トキがイキナリ焼き鳥になるんですか。トキ関して一言だけ言っておきたい事があるんです。このブログで言っていいですか?」
管理人・大西「別にいいよ」
シンカンリニン「記憶違いかも知れないんですけどね。宮村 堅弥さんっていう人がいるんですよ。この人が『朱鷺』っていう本を書いてて今も講談社の学術文庫にあると思うんですけどね」
管理人・大西「うん、それで?」
シンカンリニン「この『朱鷺』って言う本、単行本で出てた時には、たしか『私はこれだけは書いておきたい』ってところがあって、まだ佐渡島に朱鷺が30羽以上いた時に、NHKが朱鷺の群れをヘリコプターで追い回して空撮してそれが原因で朱鷺が住処を放棄して移動したら、その移動先がカラスのテリトリーと重なっちゃって、それが佐渡島の朱鷺が大きく数を減らした原因だ、みたいな事が書かれていたハズなんです。でもその部分が文庫版では、無くなってたような気がするんですけど。今度確認してみます」
管理人・大西「そんなことあるのかな。お前、悲しそうにしてるから、今度『鳥貴族』連れて行ってやるよ。特別に食べ放題でいいよ」
シンカンリニン「管理人・大西さん、僕は別に朱鷺の焼き鳥食べたいワケじゃ。。。。。」