澤田事務所管理人が更新します。

 

 

この「連載プレイバック」は

1982年7月8日から1989年9月28日まで

雑誌「スコラ」に掲載された

笑人間を加筆訂正したものです。

 

 

 

本日は1985年7月25日 笑人間

「コント山口君と竹田君」(#44)後編です。

 

 

 

テーマ:笑いの実験劇場「コメディシアター」誕生

 

 

 

(本文)

 忘年会のかき入れ時に歌舞伎町をシンガイさせ、

ナイトショーのかっこうな話題となった「新風営法」が、

ストリップ劇場の経営をむつかしくさせるだろうという

予測はあったが、思いきってやめてしまうという相談を

私(※澤田隆治)がうけたのが1月の初め、

お笑いのプロデューサーなら誰でも1度は

夢にみたに違いない自分の思うままやれる劇場を持ちたいという希望を

そのままぶつけたら、やりましょうということになってしまった。

 

 

「劇場の名前はどうします」ときかれて「コメディシアター」とスラッと答えた。

 

 

この6年間『花王名人劇場』で一緒に仕事をしてきたすばらしいスタッフが、

自分の夢を実現しようとあらゆるノウハウをつぎこんでくれて、

新宿の駅前という最高の場所に、夢のような劇場が

またたくまに出来上がってしまった。

 

 

 

この笑いの実験劇場「コメディシアター」で作り出した

おもしろいものを、『花王名人劇場』で次々と発表できる楽しみが、

私(※澤田隆治)の今年で30年になる

「笑ビジネス人生」に加わったのだ。

 

 

もっともっと頑張らねば!

 

おわり

澤田隆治