脳膿瘍発覚〜入院11日目 | ゆずちゃんの闘病日記

ゆずちゃんの闘病日記

生後57日目で手術・入院を経験した娘の闘病日記です。
水頭症が残っているので通院になりました。

1/26脳膿瘍&緊急手術
1/31脳膿瘍・水頭症&再手術
2/6てんかん疑惑
3/1手術3回目
3/21手術4回目(VPシャント術)
4/11退院
6/14再入院
6/17水頭症再手術(内視鏡)


発覚〜緊急手術


数日前からミルクの飲みが悪く(1回40ml程)、4,5時間経っても泣きもしない、寝てばかりでした。
しかしこの数日、寝ようとしてもモロー反射でなかなか寝付けなかったです。
1/26の朝に38.5度の発熱があり、医療センターに電話して予約しようとしたけど1ヶ月検診でしか診てもらったことがなかったので『他の病院でお願いします。もし無理だったらその時はまた電話してください』と言われました。
近所のH小児科が11時半なら空いていると言うことで予約して、診察してもらいました。
しかし採尿が出来ませんでした。
尿が出るのを待っている間に医療センターへの紹介状を書いてくれていたので14時に医療センターへ。
医療センターでは採尿、採血をしました。
念の為に髄液も採ろうと言うことになり採ってすぐに先生から『髄液が濁ってる気がする』と言われました。
髄液の結果が出る前にCTを撮ることになり撮った結果は脳膿瘍でした…。
しかも左側に2cmと3cmの膿が雪だるま状に重なっていました。

娘が生後2ヶ月未満の赤ちゃんと言うこともあり県立病院に搬送されることになりました。

搬送中、娘の呼吸が2度止まりました…。

紫色の顔になっていく娘を見て頭が真っ白になりました。

県立病院に着き、再び検査、検査結果や手術の説明を受けました。

そして病院について2時間後に緊急手術

泣いて待ってる間、全然頭が追い付かず、どれだけ酷い病気なのかも理解出来ていませんでした。

手術すれば治るそう思って待っていました。

手術は無事終わりICUに居る娘と面会しました。

自力で呼吸が出来ず、口には酸素を送るためのチューブ。

鼻には胃に通っているチューブ。

足には抗生剤のためのチューブ。

チューブだらけの娘の姿は見るの辛かったですが、それ以上に生きてる娘にホッとしました。




入院6日目/再手術


入院5日目にMRIを撮った結果、脳膿瘍の範囲が増えているとのことで翌日再手術になりました。
翌日MRIの詳しい報告、手術の説明がありました。

MRIの結果は

・2cmだった膿は小さくなっている

・3cmだった膿は5cmになっている

・第三脳室、第四脳室にも膿が溜まっている。

・右側に水が溜まっている(水頭症)

でした。

水頭症に関しては大人だったら意識朦朧になっているレベル。赤ちゃんだから頭蓋骨がくっついていなくて意識ある状態。とのことでした。

手術の内容は

第三脳室と水が溜まっている所からチューブを通す。

と言うものでした。

そして手術をして抗生剤も使って膿がなくなったら脳からお腹までチューブを通すという将来的なことも聞きました。

話を聞いて想像は出来たのに意味が分からない…と言う感情だらけでした。

手術が終わった娘と面会をしました。

頭からは2本チューブが出ていて、娘が触れないように帽子をしていました。

今回は術後も自力で呼吸していました。

こんな小さな身体で手術2回も乗り越えて強い子だなって思いました。




入院11日目


入院11日目の今日、面会に行ったら先生が話あると言うことでお話してきました。

ざっと言うと明日MRIを撮る、てんかんっぽい症状が出ていると言うことでした。

脳膿瘍、水頭症に続いててんかん…?どうして…?と思いました。

脳の手術しているから仕方ないのかもしれない。

今は薬で抑えれることは分かってる。

それでも信じたくなかった…。

未だ脳膿瘍になった原因菌は判明していません。

毎日毎日『何が原因なんだろう。あれが原因なのか…。それともあれかな…。』と考えては泣いてます。

原因が分からなければ合った抗生剤を使えない。

いつ退院できるかも分からない。

娘の頭から出ているチューブは膿が出すぎてはイケないので落ち着くまでは看護師さんが調整しつつお世話してくれてます。

落ち着いたら付き添い入院再開になります。

看護師さん達は娘のことを『ゆずちゃん』と呼んで可愛がってくれてます。

たくさんの看護師さんと関わって人見知りしない子になるといいな。