肉好きの経済思想誌 -9ページ目

肉好きの経済思想誌

肉好きの男による経済思想誌


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『禁止と誘導』という言葉をご存知ですか?

これは田中角栄著日本列島改造論 (1972年)に出てくる言葉で税制を利用して個人や企業の行動を誘導することです。

例えば米の輸入に778%の関税をかけるのは事実上の輸入禁止です。
反対にエコカー減税と言うのは燃費の良い車を買うよう消費者を誘導しています。

この様に税というのは単に税収を得るだけではなく、個人や企業にメッセージを送る役割も有るのです。

最近話題になっている投資減税は「もっと投資して」という政府からの明確なメッセージなのです。

それでは今消費税を上げたらどんなメッセージを送る事になるのでしょうか。

当然「消費をしないで」というメッセージを送る事になってしまいます。

政府がどういうつもりかは関係有りません。消費税を上げれば実際に消費はし難くなってしまうのです。

アベノミクスは国内の消費・投資を活性化し、内需主導で経済成長を図る政策だったはずです。
今消費税を上げれば国民に真逆のメッセージを送る事になります。

「消費をしないで」と言うメッセージはすなわち「デフレ脱却しない」「経済成長しない」と言うメッセージとも取られかねません。

アベノミクスと東京五輪によって明るい未来を信じだした国民は、再び絶望に突き落とされるでしょう。

国民に正しいメッセージを送るためにも消費税増税は絶対に避けなければいけません。



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現在絶賛放送中のアニメ『ガッチャマン クラウズ』をご存知ですか?
進撃に巨人に隠れて目立ちませんが、今期イチオシのアニメです。(来週最終回ですが)

『ガッチャマン クラウズ』は現代風に大胆にアレンジされていて、往年のガッチャマンファンにとっては違和感の塊のような作品ですが、現代社会の状況を鋭く描写しています。

ザックリとあらすじを書くと

自らが開発したSNS『ギャラックス』を使って世界をアップデートしようとする主人公ルイと、ギャラックスを利用して世界を炎上させようとする謎の宇宙人ベルク・カッツェとの戦いを描いた物語。
舞台は防衛省・自衛隊基地が有る日本の防衛の要、市谷。
ルイは数々の星を滅ぼしてきたベルク・カッツェから市谷を、日本を、地球を守り、世界をアップデートできるのか?

えっ?全然違う?ガッチャマンはどうしたって?
まぁガッチャマンは舞台装置みたいなもんです。因みにヒロインは総裁X(CV:丹下桜)です。異論は認めません。

このアニメはSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)がキーとなっています。
SNSはスマホの普及と共に爆発的に普及していますね。
皆さんの中にもFacebookやTwitter、Mixi等をやっている方が多いのではないでしょうか。

SNSの機能は『人々を繋ぐ』事です。皆さんも「学校の同級生と再会した」「同じ趣味の人と知り合えた」といった経験が有ると思います。

また、SNSのグループで人助けや世の中を良くしようという活動も行われているようです。
まさにルイの目指す『世界をアップデートする』活動ですね。

しかし、SNSには誹謗中傷(炎上)やデマの拡散と言った負の側面もあります。
何故こんな事が起こるのでしょうか。

SNSには『大衆』を強化する働きが有るのだと思います。

大衆とはつまり普通の人々の事ですが、大衆はしばしば暴走します。
民主党政権を誕生させたり、放射線を過剰に恐れ復興を妨げたり、アントニオ猪木を当選させたりと、目を覆いたくなるような失敗を大衆は繰り返しています。

何故大衆は間違えてしまうのか。それは『空気』に流されてしまうからです。
「皆そう言っているから」「これからはそういう時代だから」といったふんわりとした『空気』に大衆はいとも簡単に流されてしまいます。

例えば民主党が政権を獲得した時の選挙では、「一度やらせてみよう」という空気が蔓延していました。
民主党のマニュフェストがメチャクチャな事は誰の目にも明らかだったのに、大衆は空気に身をゆだね、考える事を止めてしまったのです。

そしてSNSで繋がる事により、空気はより形成されやすくなります。
現実の世界では繋がりえない大量の『みんな』の無遠慮なコメントにさらされ、大衆は真実よりもトレンド(流れ)を読む事に躍起になっているように見えます。

ところでこの『空気』自然発生しているものなのでしょうか?
いつもそうとは限りません。

あなた今、『煽動』されてるかも知れませんよ?

民主党大勝の裏にはアメリカのキャンペーン企業の存在が有ったといいます。
つまりメディアは明確な意思を持って偏った情報や「一度やらせてみよう」というフレーズを流布したと言う事です。
SNSの普及により、SNSを利用した大衆の煽動が行われる危険性があります。

これこそまさにベルク・カッツェがやろうとしている事です。
ベルク・カッツェは自らのてを汚すことなく、SNSで大衆を煽動することで世界を『炎上』させようと企んでいます。

そしてベルク・カッツェは大衆にCROWDSという力を与え、この力で世界を変えろと煽ります。
そして大衆は、正義感と使命感に基づき世界を破壊していくのです。

ガッチャマン クラウズの監督の中村健治氏はホームページでこう述べています。
「世界は今、2つの新たな局面に差し掛かっています。
1つ目は、有史以来初めて、僕らの心がネットにより可視化された事。
可視化された心が起こす様々な問題や騒動をどう捉えていいか解らず、個人も社会もただただ戸惑っています。
2つ目は、拡大した僕らの世界はあらゆる分野が細かく専門化され、1人の人間ではその全容を理解する事が不可能になっている事。
それでも僕らは、1人の優秀なリーダーが全てを抱えてくれると盲信しています。
この2つの事象は偶然なのでしょうか?
可視化された僕らの心は、何か良い事にも使えるのではないでしょうか?
その事を考え、『GATCHAMAN CROWDS』という作品を描きたいと思います。」

私達はSNSを使いこなす事が出来るのでしょうか。
あなたに情報と言う力を与えてくれるその人は、ベルク・カッツェかも知れません。



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こちらで9月26、67日に全話無料で見られるそうです。
http://vod.ntv.co.jp/program/GATCHAMAN_Crowds/

ガッチャマン クラウズ、欲しくなっちゃった人はこちらからどうぞ。
http://astore.amazon.co.jp/kuromeko-22?_encoding=UTF8&node=2

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米国のFRB(連邦準備銀行)は18日まで行われていたFOMC(連邦公開市場委員会)量的緩和の縮小を先送りしました。

米FRBの緩和縮小見送り、緊縮財政や政治の機能不全も要因

米国の量的緩和縮小はメディアやFRB関係者によって完全に「既成事実化」されていました。
にもかかわらず今回、量的緩和縮小は行われませんでした。

日本の消費税もどうなるか最後まで分かりませんね。

米国の量的緩和縮小は世界経済にとって最大のリスクです。
もし米国が量的緩和縮小を断行すれば米国はデフレに陥るでしょう。
米国経済が失速すれば新興国、ヨーロッパ、中国の経済も悲惨な事になるでしょう。
世界大恐慌の再来です。

日本はどうか。日本はアベノミクスにより内需を中心にして成長できる可能性があります。

ただし、消費税を増税しなければの話ですが。。。

・米国の量的緩和縮小
・米国のシリア攻撃
・日本の消費税増税


この3つが重なれば3アウトで第3次世界大戦です。
世界の秩序がチェンジしてしまいます。

今月の米国量的緩和縮小は回避されました。
次の節目は10月1日の消費税増税可否の決定です。



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