せっかく屋久島まで来たので、2日間だけ仕事をお休みにして縄文杉のトレッキングに行ってきました。

あいにくの雨でしたが、雨の森がこんなに美しいと初めて知りました。

 

屋久島は土の栄養分が非常に乏しく、杉も1年で1㎜しか太くならいそうです。

(普通は1㎝程度とのこと)

そんな環境の中だからこそ、屋久島の森は倒木した木そのものが栄養素となり、そこに苔や植物の種が落ち新たな植物たちが育っていく倒木更新で生態系がつくりあげられています。

 

倒木した木に生まれた新たな赤ちゃん杉。

森の生命がこうやって受け継がれている事に自然の雄大さを感じます。

小さな間は鹿などに食べられないようトゲトゲになっているそうです!

 

こちらは倒木更新の象徴とも言える「三大杉」です!

1代目が二千年で倒れ、その後倒木更新した2代目が千年で伐採され、そして現在3代目が数百年生きているそうです。

 

そして・・・・今回一番こころが揺さぶられた翁杉。

2010年9月9日~10日朝にかけて倒れてしまったので、現在は3mほどしか残っていないのですが、かつては縄文杉に次いで2番目の太さを持つ杉でした。

 

☟倒れる前の翁杉です

 

写真だけを見るととても残念な感じにしか見えませんが、確かにここに雄大な姿をした立派な杉が存在していたという事をこの根本の大きさが証明しています。

(靴と比較!)

 

そして、倒木から12年半経過している翁杉には、まるでその命を受け継ぐかのように又受け渡すかのように小さな様々な命の棲家となっていました。

自然の再生していく力強さと美しい姿に心が打たれました。

 

そして、いよいよ・・・

水膨れ2個と血豆が出来た足を引きずり辿り着いた縄文杉!!

樹齢4000年とも7000年以上とも言われてる縄文杉ですが、約7300年ほど前にあった火砕流で一部の動植物が生き残った可能性もある事から考えると、火傷の後がある縄文杉ももしかすると・・・と言われているそうです。

何とも言えない神秘的な空気感で、自然が育む命の偉大さと不思議を感じさられる場所でした。

縄文杉の写真だけでは感じられないものが確かにそこにはありました。

スピリチュアル的なものと言うよりはもっと違う何か・・・でも言葉には上手に出来ません(笑)
 

静寂と畏怖を感じる時間をしっかりと味わって、縄文杉にお別れをして下山。

帰りにはヤクシカにも会う事が出来ました!

 

どう頑張っても自然の美しさや偉大さ、力強さの前に我々人間の創りあげるものなど足元にも及ばないし、自然以上の芸術はないと森のあちこちに敬意を感じながら過ごした時間でした。

 

 

今回、本格的な登山?トレッキングは初めてだったのですが・・・普段から運動もまともにしていない自分が、何とかなるやろうと思っていた事に恥ずかしさしかありません(笑)

初心者はある程度の体力づくりと練習だけはしておいた方が良いです!!

そんな体力も山岳経験もなく、練習すらしてこなかった私が何とかなったのは、足の手当をしてくれて励ましてくれたガイドさんのお陰です><

本当に感謝しかありません。

初心者でもリタイア情報が少ないのは、皆さん持たれている「絶対に縄文杉に会いたい!」という強い執念だけに支えられての踏破と思います(笑)

 

ちなみに最高齢ガイドさんは73歳、トレッキング参加者最高齢は90代だそうです。

本当にすごい・・・

 

一生に一度は行ってみたかった、会いたかった縄文杉や樹齢1000年を超える数々の屋久杉に囲まれて過ごせた時間は心から感動する時間でした。

 

 

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