人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

 

これは家康の言葉ですが、私はこの言葉についてはたまたま家康が有名になっただけで当時の武将や歴史に名を刻んだ多くの偉人は皆同様の人生観を持っていたように感じます。

 

2023年の大河ドラマはNHKが新しい視聴者の注目を得るためにマツジュンや吉沢良太氏(コンフィデンスマンJP等)を脚本家として起用しましたが、私はそれで大河に新しい視聴者が増えるようにはあまり思えません。

 

毎年必ず賛否両論が生まれる大河ドラマではありますが、個人的には「大河」自体が非常に稀有な中、やってくれているだけでも有難いのと、ガチの大河はもうその言葉を理解出来ない人が多くなりすぎて無理なんじゃなかろうか・・・と思ったりしています。

例えば、「恐悦至極にございます」とかセリフに入れても「???」ってなる人が多いのかな。

 

2024年の大河は紫式部なので、例えチンプンカンプン勢が出たとしても「美しい大和言葉」で構成して欲しいと強く願いますが(笑)

 

大河ドラマの視聴者を増やすには、個人的には日本人が自国の歴史に興味を持たないと無理じゃないかなと思います。

大体自国の歴史をこんなに知らない国民自体世界に稀有で、もしかすると自国の歴史を語れない国民の割合を出すと先進国No1に輝いてしまいそうなくらいの危機を感じます。

特に近現代史に関してはほとんど学習時間が作られない状態の中で学年末を迎えます。

日本人にとって一番大事な部分なのにも関わらず・・・戦争を忘れさせているのは教育にも多大な責任があります。

 

歴史に興味を持つ為には、日本の歴史教育を「暗記する教科」から「思考する教科」に変えないといけないのではと思うのです。

歴史とはその時代の局面局面の決断によって紡がれていく物語でもあります。

つい423年前が関ヶ原の戦い(1600年)です。

たった400年程度で人間の社会は大きく変化・進化しました。

変化・進化した理由は「今の問題」を解決し「より良いもの」を目指し、思考し、行動した結果変化や進化が起こっています。

何かを目指すと必ずその目指すものの大きさと同じ大きさの障害や混乱が現れます。

なので、私は大人にとって歴史は「障害の乗り越え方の教科書」ではないかと思うのです。

正直、私も歴史に興味を持ち始めたのは20歳からで、大人になってから学生時代とは全く違う観点で歴史の勉強を始めました。

 

今回の大河については、展開が早い、時代考証が変、清州城が紫禁城(笑)等様々な批判もありますが、

 

 

少なくとも「どうする家康」というタイトルの「どうする」が面白いなぁと思っています。

 

あまり自分の「家康像」を持ち込むことなく、

若き日の弱く怖がりな家康がどの様にして強くなり、才人となり、徳人となっていったのか

どのようにして盤石な徳川家臣団を組織図作っていったのか

様々な局面で家康が自分自身の「どうする?」に対してどのような葛藤や感情を持ちそれを乗り越えて行ったのか

 

我々は歴史で「どうしたのか(結果)」を学んでいますが、その結果に至った「どうする?」を楽しみたいです。

 

 

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