スシロー事件、その他昨今世間を騒がしているSNS上の迷惑行為ですが

 

なぜあんなことが行われるのか理解に苦しみます。

 

迷惑行為は個人的にはSNSの普及と共に増えて行ったような気がしています。

本来であれば自己表現ツールの一つとして利用するはずのSNSが、自己承認欲求や自己顕示欲を満たす為の道具になっているのではないでしょうか。

自分のいたずらを発信する事も、他人の誹謗中傷を発信する事もSNSの世界ではあまりにも多く、本来はそんな使い方をするためのツールではないはずです。

 

その結果、子供の無節操でバカげた悪質ないたずらが企業の株価までをも左右してしまう状況なっています。

そして、この行為を「SNSに上げた事により」当人はもとより家族にまで社会的な抹殺が行われ、SNSに上げずに同様のいたずらをした人間は何の罰も課せられません・・・
 

 

かつては、世間への発信というのは「影響力」を持たない限りは不可能でした。

世間に対して影響力があるという事は、人並み以上の努力をしたことにより手に入った地位や、他者や社会の役に立つ事で世間からそれらの功績を認められている個人又は集団にのみ与えられた特権の様なものでした。

だからこそ、影響力のある人間は自身の発言に対して責任を持ちました。

それがSNSの誕生により「全ての人間が影響力を持てる可能性」を手に入れました。
 

新しい技術進歩が必要であることは歴史が実証済みですが、同時にいついかなる時代でも新しい技術の進化は「誰が使い手となるか」によって決定されているように思います。

SNSに関しては「ターゲット」とする利用者がモラルの低い人間から高い人間まで、非常識な人間から常識的な人間まで、個人から企業まで・・・・あまりにもターゲットが絞り込まれていない様な気がします。

 

SNSの影響で詐欺を働いた人間であっても議員当選してしまう時代・・・

SNSの影響でキャバ嬢に憧れる女子高生が増えてしまう時代・・・

 

新しい技術とは今の問題を解決するために作られていますが、新たな問題を必ず生みます。

一切の副作用や副産物のない新技術というのは存在しません。

全ての市場は必ず未成熟市場からスタートですが、その市場において作られた技術でもたらされる問題を「技術の作り手」と「利用者の声」によって解決し続ける事により成熟した市場になっています。

例えば自動車業界の様に・・・

 

IT業界全体あるいはソーシャルネットワーキングサービス業界が成熟した市場になるか未成熟市場として凋落していくかは現時点では判断が付きませんが、少なくとも「誰でも自由に」の間は難しいのかもしれません。

そしてSNS内に巻き起こるの無責任な発言によって引き起こされる社会問題(迷惑行為、誹謗中傷、自殺等)に対して、そろそろ、その技術を世に放った技術者は「闇」の部分に対処していく必要があるのでは・・・と感じずにはいられません。

 

 

 

 

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