あけましておめでとうございます。
新年のご挨拶投稿が大変遅くなってしまいました。
今年は正直なかなか「おめでとうございます」という言葉を言い辛いというか・・・それを感じる事が難しい心境で元日を迎えました。
色々と苦悶する事はありながらも、2023年は私にとっては意義深い年で、SWDトレーニング①の一般枠が10年目を2月で迎える年となります。
元々ご契約会社様にだけ実施する研修だったものが、2013年よりふとしたご縁で一般の方に対しても実施する様になりました。
当初は定期的な開催で10年後なんて想像できませんでしたが・・・とても長かったようにもあっという間だったようにも思います。
ただ・・・この10年を振り返ると本当に様々な事がありました。
順境よりも逆境の方が多かったし、定期的に逆境は訪れましたが、不思議な事に必ず何らかの解決の糸口が見つかったり、必要な方との出会いを頂いたり・・・
本当に多くの方に支えて頂いた10年間であった事を噛みしめながら、様々な想いを抱いた年末年始でした。
そんな年末に中島淳一先生がご自身の絵をLINEで送ってきてくださいました。
『大天使の夜明け』というタイトルです。
西洋絵画で描かれる天使は「形づくられて(例:人物))」いますが、先生の絵にはそれがありません。
その時にふと・・・神や天使というのは各々が「その存在を感じる」ものだと思いました。
神や天使を私はもちろん見たことがありません。けれど、「存在を感じる」事は出来ます。
各々が感じたものに対して「形を決める」とそれは固定化したものとなります。
「感じたもの」を描くとはこういう事なんだなと・・・改めて抽象画の素晴らしさに触れた瞬間でもありました。
自分の心境があまりにも苦しい中で送って頂いたこの絵に大天使の存在を感じずにはいられませんでしたし、先生の優しいお気持ちに癒して頂いた年末でした。
神様がいてくれたら・・・と弱っている時についつい思ってしまいますが、
その存在を自分の外に見出すのではなく、自分の内なる神と対話する事が本当に神を知ることもしれません。
※中島淳一先生についてはまた別記事でご紹介いたします