最近、政治と政治に関する報道に対して腑に落ちないところがあります。

 

私が硬いのか・・・古いのか・・・時代遅れなのか・・・どうしてもN党に違和感があります。

マスコミは菅さんや安倍さんの事をはじめ今まで様々な政治家の言動に対して、時には重箱の隅をここまでつつく??というところまでつついて来たはずなのに、なぜガーシー議員やN党の事についてはほぼ言及しないのかも不思議でなりません。

 

民主主義において政治家とはそこに国籍を置く国民の代表として選ばれ、国や地域、住民のために働くのが政治家です。ですから政治家は税金で給与が支払われますし、公人としての義務と責任が伴います。

政治家であるにも関わらず、個人の名誉を棄損したり、人生の足を引っ張る行為はいかがなものかと思います。芸能人であっても国民です。

違法行為であれば通報したらいいだけのことで、それが情状酌量の余地があるのかないのかは司法の判断に任せたらよいだけです。

詐欺を行い、その刑罰から逃れるために国外逃亡し、縁を切られた仕返しから暴露がなされ、国内にいれば公民権停止に該当する可能性のある人間が擁立された事自体、私は日本国民がN党になめられているような気がしてなりません。

 

政治家になったならその報酬を税金から受け取っているのだから、政治家の仕事をしろよ、させろよと・・・・思います。

 

そしてSJJ48とか・・・止めてくれよ・・・と思っているのは私だけでしょうか(笑)

国民が政治に関心を示すには教育が非常に大事であるとし、活躍されている「たかまつなな」さんの方が圧倒的に真っ当です。

 

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故安倍元総理のお母さまでもある安倍洋子さんは世襲批判についての反論で、「政治家」を家業とする事が悪しき事とは思わないというような事を、94年におっしゃっていました。

 

激しい口調ではないものの、家業だからこそ務め上げる事が出来るという矜持のようにも感じました。

 

本来政治に対して考える際に明治維新までさかのぼる必要があります。

近代日本の国家としての「政治」はここから始まり、そして時代と共に舵の取り方は変わるものの、国家の舵取りの原則は国益を守る事であり、これは普遍的です。

その普遍的な国益を守るという事に対して歴代の政治には脈々と流れる精神を感じます。

日本には「権力ではなく権威の象徴」としての天皇が存在する事もあり、日本の政治のリーダー達は権威を欲する事はせず、節目節目において国益を守る為に権力の行使を行っています。

政治家というのは私人ではなく公人として生きる事の出来る人間にのみ務まる仕事ですが、公人として生きる事は去私的な領域に立たずして出来る事ではありません。権力を行使する立場だからこそ、その領域に立てない人間が総理になると大変な事になります。

 

「そうある事」を教育されてこそ「本物の」政治家になれるのではないでしょうか。

元総理の娘として、政治家の妻として、元総理の母として・・・それらを見てこられた洋子さんだからこその静かな反論だと私は感じました。

「本物」と「偽物」、「一流」と「二流」・・・

人間としても、また各々が仕事として務め上げている場所においてこれらの考え方は存在します。

「あの人は一流だよね」とか「あいつは二流だ」とかそう評価する前に

「本物」か「偽物」かがとても大事です。

政治家として「本物」か「偽物」か・・・

我々は本来であれば選挙でここを見抜いて行かねばならないのではないでしょうか。

 

夫々の政治家が功績とその功績を創った際に生まれる罪過もあります。

メリットとデメリット、長所と短所というように、功罪もセットです。

それらを比較すること事体がナンセンスで、もっと普遍的な価値観として人物を観る必要があると考えます。

私は、少なくとも安倍元総理も菅前総理も政治家として「本物」だったと感じています。

短所やデメリット、罪過の有無でその政治家が良いか悪いかを批評し、それが世論となってしまったら、日本の未来に「政治をする本物の政治家」は今後育まれなくなると思います。

 

 

 

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