「趣味は何ですか?!」と聞かれる事がたまにあり・・・
その度に答えに詰まってしまうのです(笑)
昔は観劇も好きでしたが、コロナ関係なく時間があるときやどうしても観たい舞台以外は足を運んでないので「趣味」という看板を掲げられるレベルでもないですし・・・
一番定期的に通っていたB'zのライブについても土日は仕事が多く、たとえ平日であっても開演時間に間に合わない事が多いのでもうかれこれ数年足は運べてないですし・・・
日常の隙間時間で仕事の事を忘れて、その瞬間没頭している、繰り返し行っている私の行為と言えば・・・
ここ数年は会社にいてる植物のお世話・・・(笑)
突然訪れる「あ!この子!!」という植物との出会いはとても面白いもので5年くらい前からハマっています!!
なので、2年近く前に作ってもらったプランター台も時間をかけてようやく自分の納得いくレイアウトに近づきつつあります!
全部6~7号鉢で揃えたいのでまだ未完成ですが・・・完成時期は23年4月くらいですかね。
(今はこんな感じまで整ってきました!)
左から斑入りポトス・グリーンドラム・鸞鳳玉・シンゴジウムネオン・ビカクシダ・シルバーメタル
そして、数年前からお客様で植物を育ててみたいという方におすそ分けをしたりして、かれこれ10鉢近くは我社からお客様の元へとバトンが渡っていきました。
それは植物を育てていて良かったなぁと思う最高の瞬間でもあります。
近々2鉢がお客様の元に旅立っていくので、現在最後のメンテナンスを実施しているところです。
植物はしゃべらないからわからないよね・・・というのは私的には間違いで、
「言語での会話」が出来ないだけで「コミュニケーション」をとる事は出来ます。
それはしっかりと関心を持っていれば、どんな状態なのか、なぜこうなっているのか、どうしてあげたら元気になるのか、どうして欲しいのか・・・それらが解ると思うんです。
関心とは愛情があれば勝手に湧くものじゃないかなと。
元々植物を育てる事は初めてで、何もわからないところからの不安のスタートでしたが、この数年で様々な勉強になりました。
それは植物の知識が増えたという事ではなく、植物のお世話を通じて気づく範囲が増えたというか、想像力が増したというか・・・
トイレ掃除が大事というのとよく似てます(笑)
そして、もう一つ植物を育てていて嬉しい感覚がありました。
それは土を触る度に祖父母を思い出すという事です。
母方の祖父と父方の祖母は植物を育てる事が大好きでした。
なぜ年を取ると植木が好きになるんだろう・・・?と昔は思っていましたが(笑)、今はその気持ちが解りますし、結局私も祖父母と同じ趣味を持つ事になりました。
二人とも他界してもう会う事は叶いませんが、植物を触っている時はおじいちゃん、おばあちゃんと話をしているような気持ちになります。
私にとっては仏壇やお墓に手を合わせる以上に、二人を思い出す事が出来る大切な時間です。