今週末テレビ朝日で3年ぶりの有観客で24時間テレビが放送されました。

ずっと視聴する事はもちろん仕事の都合で出来ませんが、結構好きで毎年24時間テレビの週末だけは家にいる間はずっとテレビをつけっぱなしにしています。

 

今年、自分が見た中で一番感動したのはドラゴンクエストの楽曲を制作された「すぎやまこういち」さんの物語と加山雄三さんの最後のサライです。

谷村新司さんが涙を流しながら加山雄三さんの肩に手を添えて一緒に歌われる姿は見ているこちらも涙しました。

 

サライを聞くと私はいつも2つの事が思い出されます。

 

一つは22歳の頃に新大阪駅から東京に向かって新幹線に乗った日の事です。

新幹線の扉が閉まる瞬間まで涙をこらえながらも涙を流し、目を真っ赤にして笑顔で見送ってくれた母との別れの瞬間は今でも鮮明に覚えていますし、サライを聞くたびにその瞬間が蘇ります。

『動き始めた 汽車の窓辺を 流れゆく景色だけを じっと見ていた』

まさにそうやって新幹線に乗っていました。

これからの社会人生活への希望を胸にしながらも別れの悲しみ、その両方が混じり合う言葉にできない2時間半でした。

 

そして、もう一つは埼玉から大阪に戻る際です。

入社した頃から娘の様にかわいがってくれた上司、守ってくれた上司、同期のほとんどいない事業部で仲良くして下さった先輩方、実習時に製造業・基幹産業で働く事の誇りと素晴らしさを教えて下さった工場の皆さん、苦しい時に支えてくれた親友・・・そして、お会いした事はないけれどいつも自分の心の中に大きな存在として居続けてくれた偉大な創業者。

勤めた年数以上にその場所は私にとっての第二の心の故郷だったのだと思います。

 

「サライは誰もが持っている故郷を感じられる曲にしたかった」と今回の放送で加山雄三さんと谷村新司さんがおっしゃっていました。

その言葉を聞いて、だからこの2つの思い出がサライを聞くたびに思い出されるんだなと・・・納得しました。

 

第二の故郷に対してまだ一つだけ果たせていない約束があります。

それは、勤めていた会社を辞める際に創業者のお墓に謝罪をして、ある約束をしました。

その時にもう一度ここに戻ってきますと約束したのですが、それがまだ果たせていません。

 

ただ・・・今までは「まだ行けない」そう思っていましたが、

今年のサライを聞きながら「もう・・・行ってもいいかもしれない」と思いました。

それは約束が果たせたから会いに行くというよりは、その創業者の様な生き方をこれからも目指していく為に会いに行きたいと思いました。

なぜなら・・・あの頃の自分がした約束は「絶対に一生涯果たす事の出来ない約束」であったことにようやく気付いたので(笑)

(私が未熟で子供だった証拠ですね)

 

 

話は戻り、加山雄三さんが直接歌われるサライが聴けなくなることはとても残念ですが、改めて「ずっと生き続ける」とはこういう事かと教えられたような気がします。

たとえ加山雄三さんがコンサートを辞められても、この世の最期を迎えられたとしても、これからも歌い継がれる・・・歌い継がれる限り加山雄三さんはずっと生き続ける。

私が勤めた会社の創業者のお墓もいつ行っても必ず綺麗なお花がたくさん供えられています。

 

今年も素晴らしい内容だった24時間テレビ!
番組を続けて下さっている多くの関係者様に心から感謝しています!!

そして、加山雄三さん・・・本当に素晴らしい曲をありがとうございました。

 

けれど・・・1点だけ・・・・・私はやっぱりチャリティーマラソンランナーのゴールテープを切る時の最後の実況だけはやっぱり徳光さんにして欲しいです(笑)!!

 

 

↑加山雄三さんの楽曲の中で一番好きな曲です!

サラリーマンだった頃に、上司にいつもおねだりしてこの曲を歌ってもらっていました。

すぎやまこういちさんが、音楽はその人の思い出と共に生きるとおっしゃっていましたが、まさにこの曲を聞くと大好きだった上司と一緒に歌った情景が一瞬で蘇ります。

 

 

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