このブログをご覧になっておられる方は、過去に研修にお越し頂いた皆様や、その皆様のご紹介で弊社を検索された方がほとんどだと思っていますので、今まで政治や政策や諸問題に関する自分の意見や批判は、政治思想と捉えられかねず、誤解を招く事もあると思っていたのであまり書かない様にしてきました。
しかし、今回のコロナの件に対して「声をあげない」という事はできません。
もしかすると不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一個人の意見としてどうか許して頂けたらと思います。
私の両親は共に持病を抱えています。
母は、肝臓が悪く(肝炎)又少しお掃除をするだけでも喘息が出るような状態です。
父は長年糖尿病を患っており、先月末に頸椎の手術をしたばかりの術後状態です。
コロナに感染したら100％重症化する両親を持っていますので、多くの方がおっしゃっている「大切な人を守りたい」という言葉については、その気持ちを感じる状況にあります。
しかし同時に一事業経営者としては、コロナで甚大な被害を受けておられる事業者様と同様の状況にあります。
ただ、コロナ感染拡大防止による感染以外の二次被害(企業の減収減益・倒産・廃業・失業・自殺・就職難等々)はこのままだと感染以上に拡大すると思っています。
もちろん、自分自身も事業経営者なのでコロナショックは直撃していますが、事業を今まで継続させて下さったお取引先様や弊社のお客様にも同様です。
例えば、地銀や信用金庫等、地元の企業を支えておられる銀行マンさんでも
「自分の支店のお客様から絶対に自殺者を出したくない」
「廃業だけは絶対にさせない」という高い志で戦っておられる方もいらっしゃると思います。
言葉にするのは難しいですが、自分自身の矜持として私も同じ様な気持ちです。
今の世論とされる国民の声には非常に憤りを感じています。
しかし、世論は自然発生的に生まれるのではなく人為的に作られるものです。
様々な要因がありますが人為的に作られる為、非常に操作的ですし、情緒的なため結果的に非論理的な行動となりますし、必ずしも国民の声＝世論ともなりません。
僻地のようなブログの存在感で何を発信しようが大した影響力等ないのですが
何もしなければ決して何もよくなりません。
私にも何かが出来るし、そこにやる価値を見出したいと思います。
たとえ僅かな可能性であっても政策や報道に関わる方や、あるいは影響力のある方がほんの少しでも見て頂ける可能性が0％でないならば・・・
今後はコロナ感染拡大防止問題に対しては誤解を恐れず、問題提起、批判、意見を書いていきます。
ブログなので、きっと誤解をされることもあると思います。
実際にコロナウィルスでご家族を亡くされた方もいらっしゃいますし、
自粛第一とお考えの方を不快な気分にさえせてしまうかもしれません。
何より、弊社をどなた様からかご紹介された方が御覧になった際に、ここで書く私の意見が、せっかく弊社をご紹介下さったその方に対してご迷惑をかけたりしないかが気がかりでもあります。
どうか「偏り」と捉えず一個人の意見として捉えて頂けると幸いです。
