数字を作成しての私見は別の記事でUPしますが、とりあえずデーターだけ載せていきます。

数字を「縦横斜め」で切る必要がありますが、まだ「縦」の「た」くらいですが・・・(笑)、時間が許す時には作成を続けたいと思います。

参考になるサイトを教えて下さったJさん、Uさんありがとうございました!

 

「経営戦略を立てる時の数字の出し方でコロナの数字を情報化」してきます。

 

①大阪府新型コロナ新規感染者数

折れ線グラフ→7日間累計を移動させて作成

棒グラフ→各日の新規感染者数

 

まず、各日毎で見ていく(棒線)とばらつきがありますが、移動累計(折れ線)で見ると傾向が見えます。

少なくとも日曜日・月曜日の検査数減少が移動累計だと影響を受けません。

報道では3連休でゆるみがあり、それが感染拡大となったとありました。

確かに、各日の感染者だけを見ると3連休の約2週間後に増加し、おそらくその2次感染等が広がり4月15日までの増加傾向となっています。ただ、ここからが移動累計ではほぼ横ばいになり、その後減少に転じます。

新規感染者数だけを折れ線グラフに置き換えると専門家の先生方のおっしゃる急激な曲線になりませんが、移動累計に関しては先生方が期待されるようなカーブを描けているのではないでしょうか。

各日で追いかけるのと、移動累計で追いかけるのとでの大きな違いは、各日で追いかけても傾向が見えないという点にあります。

移動累計は当日含む7日間の累計数字を移動させていますので、過去から現在の傾向が見えます。

毎日の新規感染者数の数字にばかり目を向けて「今日も感染者が出た」と思うのではなく、現在の日本の傾向として数字は捉えられるべきと考えます。

 

 

②大阪府PCR検査数

折れ線グラフ→7日間累計を移動させて作成

棒グラフ→各日のPCR検査数

 

PCR検査には検査数を増やすべき、増やす事により医療崩壊が起こる等、様々な意見があるかと思いますが、検査数が4月中旬からほぼ横ばいになっているという事、これは各日で見ていくとばらつきがありますが、移動累計でみると4月中旬までは急激に伸ばしています。

もちろんPCR検査が少ないという批判もあるかもしれませんが、保健所がパンパンで様々な業務が必要な中、本当に努力して頂いての数字ではないかと思います。

 

 

③大阪府PCR検査陽性率

※下記グラフにおいてデーター名を乗せ忘れています。(失礼しました)

青折れ線→各日の陽性率(各日新規感染者数/各日PCR検査数)

赤折れ線→7日間累計での陽性率(7日間累計新規感染者数/7日間累計PCR検査数)

このグラフもそうですが、各日ではなく移動累計で追いかけると陽性率の傾向が出ます。

こちらについては、新規感染者数よりも「移動累計で見たときの特徴」がわかりやすグラフになったと思います。

PCR検査数よりも重要視する必要がある「陽性率」です。

移動累計でみると、緊急事態宣言関係なく陽性率が下がり「傾向」にある事がわかります。

単純にPCR検査数が増えたから陽性率が下がっているのかもしれませんし、逆にこの検査数での陽性率で今の医療状況だという事です。

ただ、今後PRC検査の分母がほぼ横ばいで後2週間時間が進んだ時に陽性率の移動累計が下がり続けているとしたら、「別」の可能性が出てきます。

 

 

「数字」を「情報」になるように作成するというのは経営数字の作成時の鉄則ですが、これでもまだ「縦」としては足りません。

報道がもし正確な情報を国民に提示する事でもあるならば、是非報道機関の方々には数字を数字として発信するのではなく、与えられた数字をどのように組み合わせて情報化していくのかを大切にしてもらいたいです。

 

 

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