ここ数年、弊社で心理学の研修をする際に10年前とはずいぶん内容が変わりました。

私も含めて、かつて自分たちが学生時代に体験しなかった事を子供たちは出来る社会になっています。

なので、親御さんからすると「未経験の未知の出来事」に対しての対策を打つ必要が出ています。

 

2つだけ代表的なものを上げます。

家出をする子どもの人数がここ数年で急激に増えて行っています。

私自身の小・中高校生時代の実体験で考えてみても「家出」を簡単には出来ませんでした。

「なぜだろう?」と考えましたが答えは至極単純で「行くところがない」からでした。

せいぜい公園で時間をつぶして、気分が落ち着いたら渋々家に帰るくらい・・・

しかしながら、今はSNSで呟くと泊めてくれる見ず知らずの大人から連絡が来てしまいます。

これは私が学生の頃には考えられなかった事です。

なので、「家出なんて出来ないししない」という概念はもはや過去の概念となっています。

だとすれば、子どもがスマホでSNSに触れる前に正しい使い方や価値観を身に着けるように育ててゆかねばなりません。

 

ゲーム依存症についても現代の親御さん達が小学生の頃には経験しなかった事の一つかと思います。

私が小学生の頃、ファミコンが流行り子供たちは皆スーパーマリオに熱狂しました。

しかし、親から「ファミコンは1時間ね!」と言われてもそれを守れた人も多かったような気がしますし、また自分自身でゲームをする時間を決める「自制」が出来ました。

しかし、今のゲームでは大人ですらなぜかそれが難しくなっている人も存在します。

そしてゲーム依存という「病気」にまで認定されるようになってきました。

「依存症」というのは一度なってしまうと「回復」は出来ても「完治」には至りません。

だとすれば「依存しない体質」を作り上げておく必要があります。

 

もちろんこれ以外にもあるのですが、研修というクローズな場で言えることと不特定多数の方が閲覧できるブログで言える事には限りがありますので、これくらいで。

 

 

冒頭にも書きましたが、私たちが体験しなかった世界を子供たちが体験しているわけですが・・・

しかしながら、冷静に考えると私の両親も私が子供時代に体験した世界を体験していません。

例えば、私の両親が子供の時代にはファミリーゲーム(家にゲーム機がある状態)というのは存在していないわけです。

しかし、自分が親になった時に、自分の子供は自宅でTVに向かってゲームで遊びます。

別に今現代だけがそうなのではなく、時代は常に移り変わりがあり変化・進化します。

自分が子供時代に体験しなかったことを自分の子供が体験する・・・というような連鎖は繰り返されています。

 

ここ数年で何度か「ゲームに依存してしまった人をもとに戻すにはどうすればいいか」と相談を受けました。

ゲーム依存症という言葉が一般的になってきた昨今、「ゲーム依存とは何か」「ゲームは何がどのように変わってきたのか」「ゲームとは何か」について考えさせられます。

 

なので、何回かに分けて「ゲーム依存」についての自分なりの考察を書いていきたいと思います。

医者ではありませんので、あくまで「能力開発」をメインの仕事としてさせて頂いている私自身が考える心理学や行動科学からの範囲内にはなりますが、少しでも問題解決を必要とする方の力になれたら幸いです。

 

 

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