浜林正夫著「世界史再入門」を読んだ。
①生産力の発展
②生存、自由、平等への動き
という2つの明確な視点を持って世界史を紹介する本書は、
学校教育で学んだ「史実の認識」を、
「流れの把握」という次の次元へ導いてくれる。
人類の歴史を流れで理解することは
自分たちが今立たされている状況を明らかにし、
未来に向けどう生きるべきかを照らし出してくれたように感じた。
歴史家が語る世界史の面白さを知った良書であったと思う。
1月に読んだ本をまとめてみる
高い城の男 1962 Philip Kindred Dick
妖の華 2010 誉田哲也
私が彼を殺した 1999 東野圭吾
殺人者 1962 原田康子
どちらかが彼女を殺した 1999 東野圭吾
「高い城の男」
さすがフィリップ・ディック。彼らしい、世界観のしっかり作りこまれた作品。
でも面白いけど、難しかった・・・
第二次大戦、アメリカがドイツと日本に敗戦した世界で、「もしアメリカが勝っていたら」という内容のSF小説が流行している、という目が回るような設定。
しかも複数の登場人物の話がそれぞれに進行。
ナチスに関する考えなどがストーリーの中に見え隠れするが、今の自分の知識では理解が難しく。
総じて難解な作品。でも、ユニークでスタイルがあり面白い。
初めて彼の作品を読むなら「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を勧める。
「殺人者」
サガンの「哀しみよこんにちは」(まだ映画しか観ていないが)を見た時に近い印象。
犯罪者との関係を通して、現代(1962年当時)的な少女のアンバランスな様子を、
まるで弾薬のようにいつ発火するかわからない危険な香りを放ちながら物語が進む。
書き出し、銀座の画廊で絵画を見つめるシーンがとても鮮やかだったので
書店で衝動的に購入してみたが、印象的でとても良い作品でした。
「妖の華」は
現代版・和製吸血鬼の話。
あらすじの「ヒモのヨシキはヤクザ女に手を出し・・・妖艶な女に助けられる」という文章で、
単なるヒモと女とヤクザの話かと思ったら、
吸血鬼というファンタジーな要素が絡んでいて意外。
話は良く書かれていてしっかり楽しめ悪くなかった。
東野圭吾の2冊は同僚の薦めで読んだが、好みではなかった。
犯人は最後まで明かさず読者に推理を委ねる形と聞いていたので、前半ずっと注意深く読み進めたのに
最後に読者の知りえない情報が刑事から提供されこちらの推理はひっくり返る。それでも犯人が判れば良いが、真犯人の鍵は300ページ中の1文に隠されていたという内容。
読了後に「そんなの判んないよ!」と不満が残るばかりであった。
高い城の男 1962 Philip Kindred Dick
妖の華 2010 誉田哲也
私が彼を殺した 1999 東野圭吾
殺人者 1962 原田康子
どちらかが彼女を殺した 1999 東野圭吾
「高い城の男」
さすがフィリップ・ディック。彼らしい、世界観のしっかり作りこまれた作品。
でも面白いけど、難しかった・・・
第二次大戦、アメリカがドイツと日本に敗戦した世界で、「もしアメリカが勝っていたら」という内容のSF小説が流行している、という目が回るような設定。
しかも複数の登場人物の話がそれぞれに進行。
ナチスに関する考えなどがストーリーの中に見え隠れするが、今の自分の知識では理解が難しく。
総じて難解な作品。でも、ユニークでスタイルがあり面白い。
初めて彼の作品を読むなら「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を勧める。
「殺人者」
サガンの「哀しみよこんにちは」(まだ映画しか観ていないが)を見た時に近い印象。
犯罪者との関係を通して、現代(1962年当時)的な少女のアンバランスな様子を、
まるで弾薬のようにいつ発火するかわからない危険な香りを放ちながら物語が進む。
書き出し、銀座の画廊で絵画を見つめるシーンがとても鮮やかだったので
書店で衝動的に購入してみたが、印象的でとても良い作品でした。
「妖の華」は
現代版・和製吸血鬼の話。
あらすじの「ヒモのヨシキはヤクザ女に手を出し・・・妖艶な女に助けられる」という文章で、
単なるヒモと女とヤクザの話かと思ったら、
吸血鬼というファンタジーな要素が絡んでいて意外。
話は良く書かれていてしっかり楽しめ悪くなかった。
東野圭吾の2冊は同僚の薦めで読んだが、好みではなかった。
犯人は最後まで明かさず読者に推理を委ねる形と聞いていたので、前半ずっと注意深く読み進めたのに
最後に読者の知りえない情報が刑事から提供されこちらの推理はひっくり返る。それでも犯人が判れば良いが、真犯人の鍵は300ページ中の1文に隠されていたという内容。
読了後に「そんなの判んないよ!」と不満が残るばかりであった。
ある夜、小樽で謹慎中の奔放な社長令嬢淳子の元に、3発の銃声と共に青年が転がり込んでくる。
やがて、殺人者と思われるその男と淳子との間には奇妙は感情が芽生え始め。
銀座で絵画を見つけたことから物語が始まるその書き出しの雰囲気が気に入り、
事前知識を何も持たずに購入。
261ページ中、現在100ページを越したところ。
ページ数ならまもなく折り返し地点。
だが、ストーリーは事件発生からまだ1日しか経っていない。
中盤、場面は住居内に限られ、物語も主人公の心中描写が中心。
そろそろ展開が欲しいところだ。
さぁ、この後物語はどう進んでいくのか?
やがて、殺人者と思われるその男と淳子との間には奇妙は感情が芽生え始め。
銀座で絵画を見つけたことから物語が始まるその書き出しの雰囲気が気に入り、
事前知識を何も持たずに購入。
261ページ中、現在100ページを越したところ。
ページ数ならまもなく折り返し地点。
だが、ストーリーは事件発生からまだ1日しか経っていない。
中盤、場面は住居内に限られ、物語も主人公の心中描写が中心。
そろそろ展開が欲しいところだ。
さぁ、この後物語はどう進んでいくのか?