【73】内視鏡下副鼻腔手術  | 腺様嚢胞癌に抗うぞ

腺様嚢胞癌に抗うぞ

顔面神経麻痺を調べたら上顎洞の腺様嚢胞癌ステージⅣでした。
重粒子線治療をしました。

 

  生検もしました

 

副鼻腔炎に対する手術で、前回も記載しましたが、

内視鏡下副鼻腔手術(Endoscopic sinus surgery, ESS)Ⅰ~Ⅴ型の5種類あるようです。

前回してもらったのはESSⅡ型というもので、単一の副鼻腔を開放し洞内の病的粘膜を処置でした。

今回はESSⅢ型(副鼻腔複数洞手術)のようで、

下の図の水色の所を開洞

その際、黄色の→の所の組織切除

全体的に薄く焼灼すると説明を受けました。

 


 

ちなみに下の図が前回の手術前のMRI

 

条件が違いますが、今回のMRIでは右上顎洞には膿は溜まっていません。

前回の手術のおかげで、膿がたまりにくくなったのでしょうか。

でも右眼の近くに膿が溜まっています。

今回のMRIで左上顎洞にも膿溜まっていません?と耳鼻科の先生に聞きましたら、

それは風邪ひいた時の影響です、心配ありませんと言われました。

MRI撮った頃風邪ひいてたっけ?と思いつつ、そこで説明は終了。

 

 

今回の手術の話に戻ります。

一泊二日で局所麻酔で手術ですが、鎮静剤のお陰でほとんど意識なし。

前回、経験もあったので、あまり不安もなく入院し、手術も終わりました。

 

翌日退院できました。

手術を受けて、右鼻から出てくる膿が出やすくなった、などの実感はありません。

ただ、目の近くの篩骨洞などの膿が溜まりにくくなれば嬉しいです。

今度腺様嚢胞癌の経過を見る目的で頭部MRI検査をしますので、その結果に期待します。

MRIは10月末頃予定です。

左の上顎洞も改善していると嬉しいな~ニヤリ

 

その前に組織生検の結果を次回報告します。