皮膚の発赤は治療後1週間頃がピーク
重粒子線治療の合併症として皮膚の発赤もあります。
いわゆるやけどのようなものです。
それなりに煩わしかったですが、比較的皮膚が丈夫なのか、
私はそれほど苦痛ではありませんでした。
中川いさみさんの”重粒子の旅”で書かれていましたが、
皮膚にかなりダメージがくる方もいるようです。
下の写真は、治療開始前・開始3週間・開始4週間・治療後1週間・治療後2週間です。
ならべてみると、治療後1週間が一番皮膚が赤かったです。
小さな写真で分かりにくいですが、重粒子線があたっているところは髭も生えてきませんでした。
無精髭はこんな時しか伸ばせないけど、家族からは不評でした。
でも重粒子の合併症(抜け毛)に興味もありましたので、、、
なお、髭はいまでは普通に生えてきてますし、皮膚の発赤もありません。
私の皮膚が丈夫だったのか、腫瘍が皮膚の近くまでなかったため、
さほど重粒子線が当たらなかったのか。
恐らく後者と思います。
右の鼻毛の背中側(この奥の上顎洞に癌があった)は、今でもあまり生えてこないので。
おかげで、鼻水が突然垂れてきます、マスクがキャッチしてくれますが。
重粒子は病巣への集中線量性が高いといわれてますが、それでも皮膚に多少ダメージきますね。