NHKニュースザウルス福井にて佐野監督へのインタビューが行われました。
以下、聞き取った内容ですが、聞き間違い等の文責は私に。
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(アナウンサーの発言は地の文の色とします)
(アナウンサー)様々な分野で活躍する方の、今年にかける思いをシリーズでお伝えします。初日の今日はこの方です。
(画面、以下青色)佐野達監督の顔写真。
アマチュアのサッカーチームサウルコス福井を率いる佐野達監督です。
佐野監督は現役時代日本代表にも選ばれた名選手。
就任2年目の今年。チームをJリーグに引き上げようと決意を新たにしています。
Jに近づくため、チームの大改革を進める佐野監督に聞きました。
(画面)冒頭。フクイマニアの方による「サウルコス」コールから、HFL富山新庄クラブ戦村上選手のゴールシーン、内久保選手のサウルコスのゴールシーンと続く。
福井を本拠地とするサッカーチームサウルコス福井。
北信越リーグ1部に属し、今年はアマチュア最高峰のJFL昇格、更にJリーグ入りも狙います。
(画面)テクノポート福井スタジアムで子供が描いた七夕の札「目指せJFL!!」。
「はいどうも、こんにちわ」
(画面)紺のスーツ緑地に青のストライプのネクタイ。もしかしたらサウルコスカラー? 眼鏡を外した余所行きの佐野監督が、にこやかにインタビュー用の一室に入ってくる。
就任2年目元日本代表の佐野達監督。長崎のチームをJFLからJ2に昇格させた手腕を買われました。
(画面)佐野監督のバストショット。
(佐野監督、以下緑色)今の北信越リーグから、今年は何としてでも1つのグレードを上げて、ステージを上げていきたいなというふうに思いますね。
2014年の最大の目標はそこにあるわけですね。
(佐野)もう、そうですね。昨年悔しい思いをしましたから、今年は何としてでも達成したいなというふうに思っています。
(画面)噛みしめるように何度もうなづく佐野監督。
(画面)全国地域リーグ決勝大会FC今治戦の失点シーン。
佐野監督率いるサウルコスは昨シーズンJFL昇格を最大の目標に掲げていました。
(画面)ネクスファジ戦後、ベンチに引き上げる悔しそうな顔のサウルコス選手達の止め絵。徐々にアップになる。
しかし、地域リーグの優勝チームなどが集まる大会で敗れ、昇格にあと一歩届きませんでした。
(画面)テクノポートでベンチに座り鋭い目でピッチを見る佐野監督。
佐野監督は、選手一人一人の意識改革が必要だと痛感しました。
(佐野)それではJリーグでは絶対通用しないって言っていたんですよ。まあ、選手はそれを感じていなかったんではないかなっていう風に思ってますね。
(画面)富山新庄戦の試合風景。ゴールに迫るも得点できないシーン。
(佐野)1つのパスにしてもランニングにしても、一対一の対応の仕方にしても、こと細かくJでは絶対無理、絶対無理と、そういうような話をしていましたね。
(佐野)常に全国そしてJをね、意識した練習をしていかなければいけないってことはありましたね。
それは私も常々口に出して言っていたですけど、でも全国大会実際経験してみて選手が目の当たりにしたと思うんで。
(画面)梅井選手の仕事風景。梅井選手が桟木?をのこぎりで切る。
佐野監督は練習環境を変革しようとしています。
選手は全員昼間は仕事をしながらサッカーをしています。
(画面)夜、土のグラウンドでの練習風景。土に汚れボールを追う選手達と、選手に指導する佐野監督。
これまで練習は夜に2時間ほど。仕事の疲れが残った状態。メンバーがそろうこともほとんどありません。佐野監督の目指す戦術を徹底する時間は限られました。
この状況を何とかしようと今年から練習を午前中に変えようとしています。
(佐野)選手に少しでもいい環境を与えたい。そして練習で、試合でいいパフォーマンスを示すためには練習環境を変えていかなければいけないってことで…
(画面)昨年2月。テクノポート芝生広場にて、時折笑顔も見せる選手達の練習風景。
(佐野)やっぱり夜の練習と昼の練習の違いは大きくありますし、全員揃うと戦術の共有もできますし、個々にいろんなアドバイスもできますし、選手同士のコミュニケーションも非常に良くなってくると思いますし、チーム力は上がると思いますね。
(画面)日本ダム事務所前、玄関に入っていく佐野監督。
練習環境を変えるため自ら企業を回っています。
(画面)食堂と思われる部屋。日本ダム関係者の方が「ご苦労様です」と佐野監督を迎え、佐野監督もお辞儀をし握手をする。
室内にはサウルコスをはじめとするユニフォーム、作業着のサンプル?が掛けられ、壁には「日本ダムはサウルコス福井を応援します」との貼り紙が貼られている。
この日は3人の選手が働く企業を訪ね、勤務時間の変更を依頼しました。
(佐野)チーム強化っていうこともあって、練習時間を午前中に変えたいという現場の意向で、雇用先の日本ダムさんには大変ご迷惑をおかけすると思うんですけれど…
(画面)ご迷惑をおかけする、との言葉に首を横に振る日本ダムの方。佐野監督に「頑張ってください」声を掛ける。
選手の所属する企業、およそ20社から協力を得ようとしています。
(佐野)地域の企業の方に協力していただかなかったら、Jリーグへの道はないと思うんですよね。そのあたりも含めて、企業のトップの方にお話をさせていただいていますね。
サッカー文化、スポーツ文化をね、福井に根付かせたい。その一心ですね。
地域に根差した、地域密着型のほんとのクラブをね、ぜひ作りたいなというふうに思っています。
(画面)フリップに油性マジックを走らせる佐野監督。キュッキュッと音がする。
今シーズンへの思いは。
(佐野)はい。
なんて書いてあるんですか。
(佐野)Jリーグへ。これに尽きると思いますね。
(画面)富山新庄戦。鈴木亮平選手CKから、亀山選手のヘッドによるゴールシーン。
(佐野)最終的な夢はJリーグに上がることなので、そのために現場もチームもフロントもJ基準で話を進めていかなければいけない。
(画面)富山新庄戦後、サウルコス選手達がスタンドに挨拶。スタンドがアップになり様々な人々が映し出される。
(佐野)スタジアムは年代を超えたコミュニティの場なんですよね。
(画面)佐野監督バストショット。笑みをたたえた表情から一転、まっすぐインタビュアーを見、唇を横に引き結ぶ。
(佐野)超満員の観客の中でね、サウルコスが試合をしたい。もうそれしか夢に描いていないですね。はい。
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佐野監督の選手のプレイに関する評価を聞き、やはり上に上がるには甘かったんだなと
思いました。
天皇杯のジュビロ戦の大敗もトップカテゴリーとの差を自覚するために必要だったの
でしょう。
昨年は聞かれなかった厳しい言葉に、今年の「本気度」をビリビリ感じました。
日本ダム㈱さん。とても協力的でありがたいスポンサーです。
今後はこちらのような会社を増やしていかなければ行かないんですよね。
今回も良い放送だったと思います。
願わくば本放送が、福井がJリーグのために一歩を踏み出すためのきっかけとなれば
良いと思います。