主婦の実践ドイツ語会話19 (パン屋さんやトイレで)「並んでます?」 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

ドイツ語圏の並び方(順番待ち)って少し日本と異なっているんです。

最初は少し戸惑われる方も多いかもしれません。

 

極端に言うと、並ばない場合も多いんです。

 

えっどういう事?って思われますよね?

 

例えば、パン屋さんやお肉屋さんに入った時、お客さんはいるけど、彼ら並んでない。。。

 

えっ どこに並べばいいの?って規則正しい日本人は思いますよね?

 

そんな時は、さっと周りを見渡して誰がいるか確認しておくんです。

その人たちがみんな注文を終えたら、自分の番という事なんです。

(自分より後から入ってきた人は覚えなくていいです。何故ならその人が覚えてくれていて、あなたより先には頼まないから ←基本的には。です。 ドイツ語話せなかったら文句も言えないだろうから抜かしてやろうっていう輩もたまにいます。)

 

最初は慣れなくて、「この前にいるお客さんを覚える!!」っていうことが苦痛でもあったしプレッシャーでした。。。

 

もし間違えて、故意でなくても抜かしてしまったらどうしよう。。。また罵られるの!?。。。こわいよ~

 

英語&ドイツ語のバイリンガルの女友達ジュリアに相談して、「多分次はワタシだと思うんですけど~」のようなフレーズも教えてもらったりしました。 笑 

 

上記で、「並ばない場合もある」と書いたのですけど、並ぶ場合もあるんですよね。うねうねと。

 

そして、並んでるか並んでないかよく分からない人もいたりするんです。。。

 

そういう場合に、「並んでます?」って聞けたらいいな~と思っていて。。。

こちらのドイツ語フレーズもジュリアに教えてもらいました。

 

「並んでます?」はドイツ語で、

 

「Warten Sie auch?」

(ヴァーテン ズィー アオホ?)

直訳: あなたも待っていますか? ⇒並んでますか?

 

今日もシンプルですね~

 

注1: auch(「~もまた」という副詞)をつける理由は、「私は並んでいるんだけど、あなた様もですか?」というニュアンスを含めるためだと思われます。

 

注2: おこちゃまに尋ねる時は勿論、初対面でもduzen(ドゥーツェン)=duで呼ぶ。で構いません。

「Wartst du auch?(ヴァーテスト ドゥ アオホ?)」

おこちゃまが複数(2人以上)いた場合は、「Wartet ihr auch?(ヴァーテット イアー アオホ?)」

 

注3: ティーンエイジャーはどちらを使えばいいの?と思いません? 

「Warten」(siezen(ズィーツェン)=Sieで呼ぶ)なのか「Wartest」(duzen(ドゥーツェン)=duで呼ぶ)なのか?

一度、インターネットで調べたことがあるのですが、詳細忘れちゃったんですよね。。。

ワタシ自身は、明らかに高校生くらいまでは「Wartest」を使って、大学生くらいかな~と思ったら「Warten」を使うようにしています。 

身に付けているものから推測・・・ 笑

 

この表現をジュリアに教えてもらった数日後に、すぐ使う機会があったんです!!

 

ショッピングモールで買い物をしてて、子供がトイレに行きたいと言い出したので連れて行ったんですよね。

子供が用を足している間、ワタシはトイレの前で待っていたら、

 

トイレに入ってきたマダムに、

「Warten Sie?」と聞かれました。(この時、確かマダムはauchをつけなかったですけど。)

 

ワタシ:「Nein. Ich warte auf mein Kind hier. bitte schoen~」

(ナイン。 イッヒ ヴァーテ アウフ マイン キント ヒア。 ビッテ シューン)

(いえいえ。ここで子供(が終わる)を待ってるんですよ。 どうぞ~)

と答えました。

 

マダムに、「Danke!(ありがとう!)」って言われて、フフフ、よっしゃーと思いましたよね。

ジュリア、ありがと~。笑

 

この「Warten(ヴァーテン)」(待つ)という動詞は、ドイツ語学校では初心者コース(A1)で習うレベルなんですよ。

でも、主に命令形として習うので、「並んでます?」っていうフレーズで使えるとは思いもつきませんでした。

 

ジュリアに聞く前は、電子辞書で「列」って調べて、「Reihe」とか「列に並ぶ」という動詞を調べたりしていたのですが、ジュリアにその作文を見せたら、シャーッて線を引かれて(間違っているという意味)、めっちゃシンプルなこのフレーズを教えてもらいました。

ワタシは毎回、知りたいフレーズを先ず自分で作文して、それを添削してもらっていました。

こうすることで、ネイティブスピーカーの考え方と自分の考え方のどこに差があったか分かるんですよね。

 

サウロロフス

 

追伸: ↓毎回エクセルで知りたいドイツ語フレーズリストを作って、それをジュリアに添削してもらっていました。

これは、「多分次はワタシだと思うんですけど~」という表現を教えてもらった時ですね。。

あっこの時は、答え丸投げしてる。。。