評判の公立小 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

突然ですが、ワタシの子供が通う公立小は、地元でとても評価が高い小学校なんです。

(移住当初は全く知りませんでした。。。子供が幼かったので、校区で住居を決めるという事も全く念頭にありませんでした。。。)

 

とても評価が高い小学校に子供を通わせられて、ラッキーなのですが、、、

 

「何を以ってみんなはこの小学校を良いというのだろう。。。」とずっと疑問で。。。

 

何人かの現地人に聞いたこともあるのですが、

みんなの答えは「えっ みんなそう言ってるから??」でした。 

 

なんじゃそりゃ!!笑

 

まあ、でも入学当時子供が上級生にいじめられた時などは、担任の先生が親身になってくれて、あと腐れも全くなく解決してくれたりして。。。

(担任の先生でダメなら、校長先生への直訴を考えていました。校長先生もとても評判の良い方だったのですが、英語が話せない。。。のでその時の為に、必要なドイツ語を集めていました。使わずに済んで良かった。笑)

 

先日、ママ友のマリー宅へ遊びに行っていて。

(マリーはフィリピン人。ギムナジウムに通う13歳の女の子、ワタシの子供と同じ小学校の4年生の女の子、5歳の男の子を持つ3児のママ。旦那は地元オーストリアン。)

 

マリー:「ねぇユリ、知ってる? 今年(2019年)施行のオーストリアの法律で、小学校低学年から成績表がスマイリーではなく数値評価になるんだってー。 旦那が言ってたのよ~」

 

ワタシは、これを聞いて「?」と思ったんですよね。

何故なら、ワタシの子供は昨年の小学一年生の前期から成績表は数値評価で頂いていたからです。

 

↓こんな感じです。

 

ワタシ:「えっ うちの子は一年生の頃から数値評価だよー。 自己評価だけスマイリーで評価するんだけど、先生からの評価はちゃんと数値でもらってるよ。 K4(カーフィア)とかK3(カードライ)とかで。」

 

注: ドイツ語で「K」は「カー」と発音します。

 

マリー:「そうなんだ~」

 

その時、ワタシは理解しました。 あーこういうところが評価が高い理由なんだなって。

 

この数値評価も然り。 

 

色々と新しいことに積極的に取り組んでるんです、校長先生が先頭に立って。(ちなみに女性です。)

 

・低学年からの成績表の数値評価

・多国籍を理解する朝食会の開催

・国籍の差はない。みんな平等。 ←オーストリア人が優位ではない。これ、言うは易し行うは難し。

 

それから、希望すれば、イタリア語やスペイン語の授業も受けられる!(校長先生直々。)

あまり聞かないですよね~ 校長先生自らって。笑

 

そんな有能でやり手の校長先生、残念ですが今期で終わり、引退されるそうです。。。

 

次に来られる校長先生がどんな方か分かりませぬが、どうかオーストリア人優位の考えを持つ人でなかったらいいなーと願うばかりです。

 

サウロロフス