ドイツ語合宿で学んだドイツ語1 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

先日、年末年始はドイツ人の友人の別荘で過ごしたと記事に書きました。

その時に、ドイツ人が実際に使っている表現をいくつか覚えましたのでシェアさせて頂きたいと思います。

 

国際結婚をされている方(日常生活で旦那様や奥様との会話がドイツ語の方)や、ドイツで大学などに通って真剣にドイツ語を極めた方などからすれば、「ふふーん、そんな基本表現知ってるわ!! ブログにわざわざ書くようなこと~?? クスクス」という感じかもしれませんが。。。笑

 

少し話が逸れるのですが、ワタシの現在の趣味のひとつにピアノがあります。

子供の頃、親にいやいや習わされたピアノ、苦労して苦労してレッスンを辞めた(!)経緯があるのに、大人になったらまたふとやりたくなったんですよね。 今は、ユーチューブでたくさんの方がピアノのチュートリアルをされたり、ユーチューブのライブでプロのピアニストさんがフォロワーさんがコメント欄でリクエストした曲をその場で弾いてくれたものを配信されていますよね。 すごく勉強になります。(それに楽しい~)

そういうプロの方に気軽に、「この曲を弾くコツはなんですか~」とかって聞ける時代、すごいですよね!!

ワタシは、プロのピアニストさんのユーチューブチャンネルにも登録しているし、街のピアノの先生が配信されているユーチューブチャンネルにも登録をしています。そこで、あることに気づいたんですよね!!

ある日、ある人が、プロのピアニストさんに「○〇(曲目)を弾く際の○○(演奏方法だったと思います)のコツってありますか?」って聞いたんですよね。

すると、そのピアニストの方、少し困っていて、「うーん、私のコツがそのまま質問者さんのコツになるとは限らないからなぁ~」っておっしゃったんですよね。 ええ、その通りです。質問者さんのレベルも分からないのに、的確にアドバイスするの難しいですよね!!

 

最終的には、「まぁ、~して弾くことじゃないですかねぇ~」と言って、その曲を美しく弾いてくれました。

 

一方で、私がチャンネル登録している街のピアノの先生の動画では、「こんな基本的なこと、もう聞けないや~」ということや、超基本を丁寧に教えてくれるんですよね~

その先生自体が、ピアノを始めたのが遅くて、しかもピアノの先生になるのにも苦労された方で、未だに初見では弾けないとおっしゃっていて(めっちゃ親近感!! 笑)、苦労された分、私たちのような初心者が抱く質問やつまづくところが手に取るように分かるのでしょうね~

 

超難解な曲をスラスラ~と弾いてくれるプロのピアニストさんの演奏も、毎回感動するのですが、あくまでも鑑賞用ですよね。(レベルが高すぎて)

実際、今の自分のレベルに的確なアドバイスとして残るのは、この街のピアノの先生の動画だったりするわけです。

 

なんかですね、私のドイツ語学習にも同じことが言えるのではないかと思いまして。。。

私も、いつかはスラスラーとかペラペラ~とドイツ語が話せるようになりたいと思って、今現在、勉強を頑張っています。

 

奇跡が起こって、数年後、C1とかC2レベルくらいのドイツ語が万一話せるようになった時に、

ちょうど移住(もしくは駐在)で来られた若い方が、目を輝かして「〇〇と●●の使い分けって実際どう考えればいいんですか?」と聞いて来てくれた場合に、「うーん、もう感覚で身に着いちゃってるからさぁ~」みたいな回答(若干スノッビー)をするのではなく、

 

「分かる分かる、私もそこでつまづいたよ~ それはね~」と的確なアドバイスができる人でありたい。

 

注意) ワタシの文章力が未熟なせいで誤解を招いたら嫌なので、あえて書きますが、私は上述の二人共に尊敬しています。

 

 

前置きが、びっくりするくらい長くなりましたが、、、

 

ドイツ語合宿で身に付けたドイツ語、下記になります。

 

1. (die) Grundschule(グルント・シューレ)/(die) Volksschule(フォルクス・シューレ) 

基礎学校(4年生小学校)

 

注意!! ドイツとオーストリアでは、小学校の単語が異なります。

(スイスは。。。知りません。すみません)

 

(die) Grundschule(グルント・シューレ) ←ドイツで使われる
(die) Volksschule(フォルクス・シューレ) ←オーストリアで使われる
注意!! しかも、Volksschuleはよく「VS」と省略されます。
初めて、学校から「VS~」とメールが来た時、「何? ヴァーサスって? 迷惑メール?」と思ってあやうく保護者会のお知らせメールを削除するところでした。。。汗

 

ワタシの子供が昨年の9月からオーストリアの現地小学校に通っています。
友人ヒューゴの別荘滞在時に、ヒューゴの家族(複数)から、「タロー(私の子供)はもう小学校よね?楽しくやってる?」と聞かれました。
最初、ヒューゴのママ、ニーナは英語で聞いて来てくれたのですが(プライマリースクール)、私はドイツ語で返したんですよね。
その時に、Volksschule(フォルクス・シューレ)という単語を使うと、
ニーナ:「ああ、オーストリアではそう言うの? ドイツではグルント・シューレって言うのよ~」と教えてくれました。
 
ドイツ及びオーストリアの学校制度、私にはとっつきにくくて(小学校が4年しかない。。。とか、その後の進学先が複雑)、しかも両国で異なる単語を使うのでますます混乱していたのですが、なんだかこのときふっと初めて腹に落ちました。。。笑
 
ご参考: 実際の会話では、「Er kommt in die(またはzur) Schule」「Er geht in die(またはzur) Schule.」(彼は学校へ行きます/通います)と言うので、「Grund」とか「Volks」とかに言及する必要はあまりないです。
 
大学入学資格を得るための高校卒業試験も、ドイツとオーストリアでは単語が異なります。これは前から知っていたのですけど。。。
今までは、まだまだ時間があると思ってあやふやなままにしていたドイツ及びオーストリアの学校制度について、別荘から帰って自分で改めて調べたりしています。
 
(das) Abitur (アビトゥーア) ←ドイツで使われる
(die) Matura(マトゥーラ) ←オーストリア・スイスで使われる
どちらも「大学入学資格を得るための高校卒業試験」の事です。
 
記事が長くなってしまったので、下記の単語はまた次回紹介したいと思います。
Mohn
Kater
Muskelkater
Frohes neues Jahr
ablegen
Mikado
Ich bin (schon) satt.
Schön, dass ihr dabei(da) wart.
Danke für euer Kommen.
 
それでは~
 
サウロロフス
 
追伸:登場人物はほぼ仮名です。
 
追伸2:昨年書いた記事の続き(いじめ問題等)も書こうと思っていますので、良ければまた遊びに来てください。