[中:2]平時と有事 ※中学生向けモード
高杉晋作は、幕末のスター。
アレキサンダー大王やランディー・ローズみたいに
”若くで世を去った天才”というイメージが、彼にもある。
高杉晋作といえば、
坂本龍馬や勝海舟と並んで、必ずテストに出るね。
ただ往々にして、テストに出ないところのほうがそそられる。
例えば
「面白きこともなき世を(に)面白く」
という句が、辞世の句(亡くなる時に詠むもの)
だということになってる。ものすごく有名だけど、
”史実”というよりは”伝説”だから、
これはテストには出ないだろうね。
ただし、本当に高杉晋作のことを突き詰めて考えるなら、
この題材は非常においしい。
さてこの句、どんなメッセージと捉えるかな。
面白いことがない世の中でも、
面白くやっていこうじゃないか。
面白いことがない世の中に
面白いことを起こそう。
字面だけ見ると、そんなかんじかね。
要は気の持ちようだ、と言いたいのかな。
そうかもしれないね。
いや実際は本人にしかわからない。
じゃあ、この高杉晋作がおかれた”世”って、
どんな世だったのか。
それなら、わかるかもしれない。
高杉晋作が亡くなったのは、
第二次長州征伐の直後。
その前にも四つの強い大国から攻められたり、
長州が幕府を敵に回したり、もうひたすら
ずーっとピンチだった。
「面白いこともなき世」って実際は、
日本が乗っ取られる、とか
自分の藩が喧嘩ふっかけたカタチにされて
ハメられてリベンジ食らって、とか
絶体絶命の日々だったんですよ。
少なくとも
「つまんねーな。」
って鼻ほじってる日々じゃない。
そんな呑気な”平時”じゃない。
”平時”の対義語で、自分の国や組織、
自分自身の身に災難が降りかかっている時を
”有事”という。
高杉晋作はこの
”有事”そのものが面白くなかったのか
”有事”を招いた世が面白くなかったのか、
”有事”だろうが”平時”だろうが世の中面白くないのか、
それはわからないが、
後世からみてこの時代は日本史上1,2を争うほどヤバい。
そんな大ピンチな状況下で
「ちっ、面白くねぇな、面白くしてやろうじゃねぇか」
と立ち上がったのだとしたら、見えてくるものはないか?
マズイぞ!!!
という八方塞がりな形勢で、頓智を利かせて
”奇兵隊”っていう奇抜なアイデアを実行したり、
列強の国々を口車に乗せてナットクさせちゃったり
彼は、敵をヒラヒラと嘲笑うかのように翻弄した。
そう。たしかに高杉晋作は、世を”面白い”展開にしたのだ。
彼だけではなく
この”有事”に、”面白く”、活き活きと立ち働いた連中が
後の日本を救った。
一方、江戸400年の”平時”にどっぷり首まで浸かって
イバっていた人たちは、後手に回って、パッとしなかった。
なんでこんな話をするかというと、
これから世に出る君等には、
ぜひ”有事”を”面白い”展開にする人になってほしいからだ。
”平時”に流れに乗って”面白く”生活できるのはフツーだ。
でも”有事”を”面白く”感じて、新しい流れを作れる人は、
ほんの一握りだ。
平和な時は人に任せて鼻ほじってていいが、
ピンチの時こそ、アイデアや力を出せ。
さきの震災から二年。
経済面でいえばリーマンショック以降、
日本では”有事”が続いている。
高杉晋作なら、この面白きことなき国難で、
どんなアクロバットな奇策でステージクリアしただろうか。
歴史というのは、
テストのためにあるのではない、と
言い切ってもいい。
というわけで次号、[歴史で読む、デキる男の見極め方]について。
(ちなみに君たちのパパは、
”平時”より”有事”に存在感が出るタイプだから
ママは”面白い”と思ってる)
高杉晋作は、幕末のスター。
アレキサンダー大王やランディー・ローズみたいに
”若くで世を去った天才”というイメージが、彼にもある。
高杉晋作といえば、
坂本龍馬や勝海舟と並んで、必ずテストに出るね。
ただ往々にして、テストに出ないところのほうがそそられる。
例えば
「面白きこともなき世を(に)面白く」
という句が、辞世の句(亡くなる時に詠むもの)
だということになってる。ものすごく有名だけど、
”史実”というよりは”伝説”だから、
これはテストには出ないだろうね。
ただし、本当に高杉晋作のことを突き詰めて考えるなら、
この題材は非常においしい。
さてこの句、どんなメッセージと捉えるかな。
面白いことがない世の中でも、
面白くやっていこうじゃないか。
面白いことがない世の中に
面白いことを起こそう。
字面だけ見ると、そんなかんじかね。
要は気の持ちようだ、と言いたいのかな。
そうかもしれないね。
いや実際は本人にしかわからない。
じゃあ、この高杉晋作がおかれた”世”って、
どんな世だったのか。
それなら、わかるかもしれない。
高杉晋作が亡くなったのは、
第二次長州征伐の直後。
その前にも四つの強い大国から攻められたり、
長州が幕府を敵に回したり、もうひたすら
ずーっとピンチだった。
「面白いこともなき世」って実際は、
日本が乗っ取られる、とか
自分の藩が喧嘩ふっかけたカタチにされて
ハメられてリベンジ食らって、とか
絶体絶命の日々だったんですよ。
少なくとも
「つまんねーな。」
って鼻ほじってる日々じゃない。
そんな呑気な”平時”じゃない。
”平時”の対義語で、自分の国や組織、
自分自身の身に災難が降りかかっている時を
”有事”という。
高杉晋作はこの
”有事”そのものが面白くなかったのか
”有事”を招いた世が面白くなかったのか、
”有事”だろうが”平時”だろうが世の中面白くないのか、
それはわからないが、
後世からみてこの時代は日本史上1,2を争うほどヤバい。
そんな大ピンチな状況下で
「ちっ、面白くねぇな、面白くしてやろうじゃねぇか」
と立ち上がったのだとしたら、見えてくるものはないか?
マズイぞ!!!
という八方塞がりな形勢で、頓智を利かせて
”奇兵隊”っていう奇抜なアイデアを実行したり、
列強の国々を口車に乗せてナットクさせちゃったり
彼は、敵をヒラヒラと嘲笑うかのように翻弄した。
そう。たしかに高杉晋作は、世を”面白い”展開にしたのだ。
彼だけではなく
この”有事”に、”面白く”、活き活きと立ち働いた連中が
後の日本を救った。
一方、江戸400年の”平時”にどっぷり首まで浸かって
イバっていた人たちは、後手に回って、パッとしなかった。
なんでこんな話をするかというと、
これから世に出る君等には、
ぜひ”有事”を”面白い”展開にする人になってほしいからだ。
”平時”に流れに乗って”面白く”生活できるのはフツーだ。
でも”有事”を”面白く”感じて、新しい流れを作れる人は、
ほんの一握りだ。
平和な時は人に任せて鼻ほじってていいが、
ピンチの時こそ、アイデアや力を出せ。
さきの震災から二年。
経済面でいえばリーマンショック以降、
日本では”有事”が続いている。
高杉晋作なら、この面白きことなき国難で、
どんなアクロバットな奇策でステージクリアしただろうか。
歴史というのは、
テストのためにあるのではない、と
言い切ってもいい。
というわけで次号、[歴史で読む、デキる男の見極め方]について。
(ちなみに君たちのパパは、
”平時”より”有事”に存在感が出るタイプだから
ママは”面白い”と思ってる)