レペゼン三茶の名銭湯。

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採点者 : サウ二スト虚弱

サウナ : 温度計75度、湿度良好、照明明るめ変則2段シートTV無し。BGMは昭和歌謡か演歌。 8点
水風呂 : 水温計壊れてる。体感15度弱塩素臭無し 8点 
休憩 : 浴室内には特に無し。お風呂のフチとか、洗い場とか。 4点
清潔感 : 普通。 5点
お風呂 : 普通のお風呂。熱い。 5点

客層 : 平日22:00IN、激混み、常連多め 5点
営業時間 : 15:30〜24:00 月曜定休

値段 : サウナセット¥750

 

総評 : 

最近

一回一回噛みしめるように駒の湯に通っています。


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なぜかと言うと

引っ越しが趣味と言われている私サウニスト虚弱

駒の湯まで歩いて10分弱だった自宅を引っ越す事に決めたからです。


この地に根ざして2年弱、

近所に駒の湯があると言う生活は本当に素晴らしいものでした。

(でも2年契約は更新しない)


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今年は車を購入してわりと遠めのサウナに行きまくったりもしましたが、

結果、近所のサウナに行くのが一番だと言う事に気がつく事が出来ました。


サウナの本場フィンランドには


「遠くの名施設より近くの銭湯を愛せよ」


という諺がありますが多分、まさにその通りですね。


今夏サウナ室がリニューアルされて

木が刷新されてとてもキレイに、照明も40Wから100W(常連客調べ)に、とても明るくなりました。


で、賛否両論なのがサウナ室の扉の開け閉めにこちらの鍵が必要になった点。


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扉の開閉に以前より時間がかかるぶん、
混んで来るとどうしても温度が下がってしまいがちになった。

まぁ、その分長く入っていれば問題無いと思いますけどね。


駒の湯は雑誌や漫画の持ち込みが可なので

(入り口にはご遠慮下さいと表記されている)

照明が明るくなって読書が捗ります。


いつもはゴミ箱から拾った漫画を読んでいるけど


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この日はあいにく拾えなかったので
カバンの中に入れていたこちらの文庫本を読んで過ごす。

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太平洋戦争末期の激戦区であり、この戦争のある種ターニングポイントにもなっているペリリュー島の戦いから奇跡的に帰還された方による戦記。


ここ数年、当時のパラオ戦線や硫黄島などの戦いに凄く興味を惹かれて個人的に色々と調べたり読んだりしてるのですが


こちらの戦いをモデルに描かれている

「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」「卑怯者の島」


当時の敵国アメリカ側から描かれた


ユージン・スレッジ著のペリリュー・沖縄戦記を読んだり、それを原作としている「THE PCIFIC」なんかを観るとまた違った見え方をしてくるので興味深いです。


追い込まれた日本人はとにかくしぶとい。


以前、錦糸町ニューウイングで元零戦乗りのおじいちゃんに出会った事があるけど

命を賭して戦ってくれた偉大過ぎる先人達のお陰で

我々はのほほんとサウナに、水風呂に入っていられるのだ。

感謝せねばなるまい。



それにしても激混み。でも、ほとんどが常連客。

みんなで席を譲り合い肩を寄せ合う。

読書をする人、世間話をする人、

それぞれが各々のペースでサウニングを楽しんでいる。

BGMは昭和歌謡、たまに演歌の最新チューン。

実家のような安心感、

素晴らしき駒の湯イズム。


そんなに広くないサウナ室。

サウナで複数人、同じ行動をするのは格好悪い!と言われていたりもしますが

こういう所にドヤドヤと連れ立ってやってきて全く同じタイミングで行動する輩は

格好悪いとか良いとか以前に迷惑だと思う。


実はリニューアルで水風呂も強化されたらしいが今のところ実感は特に無いです。

水温計も相変わらずぶっ壊れていて常に20度近辺を指しているし。


とは言え、夏の終わりから徐々に水温は下降傾向で

この日は体感15度弱と、着実にベストパフォーマンスに戻りつつある。


遠方からわざわざ訪れて調子が悪いとガッカリする事もあるかもしれないけど

今日は混んでるな、空いてるな、ぬるいな、熱いな、冷たいな、そろそろ鈴虫の季節だな、とか

ちょっとした変化、コンディションのブレも楽しめるのは、日常的に通えるからこそ。



近所って素晴らしい。


次なる新天地ではどんなサウナと出会えるだろうと夢想しつつ今日もととのわせて頂きました。


いつもの三茶

サウナ神に感謝

駒の湯讃歌

サウナ上がりで食べる秋刀魚





残り僅かな駒の湯ライフを楽しんでいこうと思います。



職場が近いので

引っ越した後もちょくちょく来るとは思う。


ととのう率 : 85%

 


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