福岡市、住吉にある銭湯サウナ。

歴史が深そうな外観、内装がイカしてます。


http://fukuoka1010.com/fukuoka/tsurukameyu/


採点者 : サウ二スト虚弱

サウナ : ガス遠赤外線サウナ、温度計90度前後湿度低い体感アツい、一段シート、TV、BGM無し。 7点
水風呂 : 水温計無し体感15.5〜16度、水道水掛け流し塩素臭無し、キャパMAX2名、小さいが深い。 7点
休憩 : 無し。お風呂のフチとか、脱衣所の椅子とか 4点
清潔感 : 年季入ってるが綺麗にしてる 7点
お風呂 : 普通のお風呂。 5点

客層 : GW15:00IN、先客1名後客5名。地元のおっさん 6点
営業時間 : 15:00〜24:00(日曜定休)

値段 : サウナ、レンタルタオル付き¥600

 

総評 : 

話題超絶沸騰中!!SOT×DMMサウナサロンの協賛施設に、新たにおふろcafe utataneさんが加わってくれましたよぉ〜


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(過去のイベントについてはこちらとかこちらの過去記事をご参照ください)


これで月々たったの1,000円!(ちなみに、プレミアムプランは20,000円もします。未だ加入者0)

安いですね!入るしかない!



と、宣伝はこれくらいにしておいて本題にいきます。



前回の八百屋の湯を後にして、えびすやうどんでランチ。



「U-1グランプリ」という、うどん日本一を決める大会で2014年に準優勝したというカルビぶっかけうどん。
初めて聞く大会ですが、香ばしく焼かれたカルビが乗ったモチモチ食感のうどんに出汁をぶっかけて頂くスタイルで、非常にこってりしていて美味。
本音を言うと麺が柔らかくて優しい味わいの博多スタイルうどんを食べたかったところでしたが、まぁこれはこれでアリでしょう。

こってりスタイルは30代半ばに差し掛かった腹を容赦なくもたれさせてくるので
腹ごなしに近所の住吉神社を詣でる。


素敵なサウナとの出会いがありますように、と願をかけて神社を出た瞬間に目の前に現れた当施設。


なんとも「そそる」外観の銭湯である。
これぞ住吉神社のご利益、サウナ神のおぼしめしという事で早速チェックイン…
と思いきや、どうやらまだ開店まで少し時間がある様子。


調べてみると、歩いてすぐ近くにアーバンスパ 湯ららという施設があるらしいという事で時間潰しがてらチェックイン。


アーバンな浴室、広めなサウナ室に17度くらいの水風呂
帰り際にフロントで頭のおかしなおっさんが受付のお姉さんに何やら怒鳴り散らしていた以外は特筆すべき事も無いので割愛。

サクッと1セットをこなして鶴亀湯にバックアゲイン。

入った瞬間、時空を超えて異次元に迷い込んだのでは、と錯覚するくらいに年季が入った建物内。
どことなく千代の湯を彷彿とさせる雰囲気というとわかりやすいでしょう。
少しだけ構えつつ脱衣所に向かうと、とても気さくなおばさんが番台から出迎えてくれました。

「あら〜いらっしゃい!サウナはバスタオル付きね!小さいタオルと石けんは?持ってるでしょ?」

いや、僕は明らかに手ブラである。
フェイスタオルのレンタル、ボディーソープの販売がありそうだったので借りようと思って

「いえ、すみません持ってないんです。」

と返すと

「あらーそう。まっ、いらないね。若いからね。」

いや、いるんですけど
予想外の返しに動揺してしまい

「あっ、タ…、タオルだけ、貸して下さい!」

とっさに、何故か「だけ」と付けてしまった。
食い気味に

「タオルだけ?石けんはいらないの?」

おばさんの鋭い眼光に思わず

「だっ、大丈夫ですっ若いんで!」

しまった石けんもお願いすれば良かったと思いましたが時すでに遅し。
まぁ、10数分前にアーバンスパで身体を洗ったばかりだし、良しとしよう。
タオルだけ借りて浴室、
シャワーで身体を流してサウナ室へ…

と、鶴亀湯、サウナ室が何故か脱衣所にあるのだ




多分後付けなんだと思う。


一段ベンチのこじんまりしたサウナ室には先客のおっさんがひとり、寡黙にサウニングに勤しんでいらっしゃる。

(開店直後、一番風呂だと思ったのに先を越された残念…)


年季の入ったオリンピア工業社製のガス遠赤外線サウナストーブ。

設置された当初は最新式だったのだろう、


「従来の電気式(110度〜120度)に比べて低い温度(90度〜100度)でも無理なく発汗する事が出来ます」


的な説明書きが貼ってあります。

そう、昭和時代は110度以上のサウナが普通、90度のサウナでも低温とされていたのだ。

アツアツのサウナでみんなが身体をグリルしていた、とてもストロングな時代である。


鶴亀湯のサウナ室のセッティングは当時の最新トレンドであった90度前後、湿度低め。

TVもBGMも無く、脱衣所のラジオが漏れ聞こえてくる。

上半身はアツいがドアのすきま風で足元が寒い。

あぐらをかいて、古き良き昭和時代に想いを馳せながらじっくり身体をグリルする。

昭和時代にサウナに入った事ないけど。


いい感じに身体がグリルされた頃合いで汗を流して水風呂へ。



キャパは2名程とこじんまりしてるけど意外と深く、腰下くらいまであり
水道水掛け流しだけど水温は16度を切るか切らないか、といったところ。良い感じでしっかり冷却できます。

天井が高く、明るい浴室で、お風呂のフチとか洗い場に腰掛けてボーッとしているとほどなくディープリラックスの波がいらっしゃる。


帰り際に番台のおばちゃんが

「気持ち良かったねぇ」

と声を掛けてくれて、ほっこりととのいました。

次回につづく