あけましておめでとうございます。
今年で「Saunaで数えるOneからThousand」も3年目に突入。
正直、こんなに続くなんて思ってなかったですけど
まあぼちぼちやっていこうと思いますので今年もよろしくお願いします!
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スカイスパYOKOHAMAと同じフロアにクリニックが入っているという事で
読者諸兄の皆様にはすっかりおなじみの「たかの友梨」。
そんな、たかの友梨女史がプロデュースしている山梨のホテルスパに泊まりに行って来ました。
綺麗で、高クオリティなサウナ室と水風呂です。
採点者 : サウ二スト虚弱
サウナ : 温度計88度、ikiストーブ、セルフロウリュ可により湿度、体感↑、3段シートTV付き。 9点
水風呂 : 水温計無し、体感11~12度くらい、小さめ、水質良し。 10点
休憩 : 露天に椅子×3、デッキチェアー×1、座り心地良し。 8点
清潔感 : とても綺麗。10点
お風呂 : 炭酸泉、変わり湯等。温泉は無し 6点
客層 : 浴室内客付き3割程。紳士中心。 7点
営業時間 : 入浴10:00~22:00
値段 : 日帰り入浴男性¥1,700、女性¥1,500。1泊¥27,000(2名)
総評 :
座談会も無事に終わり
いよいよ2017年の年の瀬も押し詰まって来た中、
個人的な宿題店を片付けておこうという気持ちでやってきました。
中央道を安全運転でぶっ飛ばして都内からは1時間半くらい。
スカイスパの隣にクリニックを作るだけでは飽き足らずこんなスパ施設を作るなんて
きっと、たかの友梨は相当なサウニエンヌに違いない。
...それにしても、外観からそこはかーとなく漂う地方のラブホ感。
色使いが全体的にピンクだから?
まあ、良いでしょう。
早速チェックインを済ませてお部屋チェック。
クレンジングやら乳液が常備されているあたり、
たかの友梨の「美」に対する意識の高さを感じる事ができますね。
まあ、僕は使わないけど。
館内着に着替えて浴室へ。
清掃がしっかり行き届きとても清潔感があって気持ちが良く
ここでもたかの友梨の「美」に対する意識の高さを感じる事ができますね。
先客は紳士が2名ほど。良い感じ。
身体を清めてサウナ室へ。
ikiサウナがスタンバイ。
圧迫感も無くサウナマットもフカフカ、照明も明るすぎず暗すぎず。
入った瞬間は少し乾燥気味でぬるいのですがご安心あれ
桜庵のサウナはセルフロウリュ可なのだ!(ただし男湯のみ)
常備されているアロマ水をまずは3杯程いかせていただく。
※
ここで注意!
セルフロウリュ可の施設でロウリュする場合、先客がいたら
必ずフィンランド語で
「サーンコ・ヘイッタ・ロウリュア?(ロウリュしても良いですか?)」
と一声かけてから行うようにしましょう。
黙ってやるのはマナー違反です!!
サウナストーンの積みが少し控えめなのは玉にキズだけど、
ジュワ~っというロウリュサウンドとともに立ち上がる蒸気...!
湿度&体感温度、急上昇...
悪魔的っ......!
凄く良い感じで発汗出来ます。嬉しい......!
こんなサウナ室を作るなんて
きっと、たかの友梨は相当なサウニエンヌに違いない。
汗を流して水風呂へ
サイズこそ小さめでMAX2名くらいかな?というところなんですが
しっかり冷たくて気持ち良い!
水温計は無いけど最近の駒の湯やユー鶴と同じくらい、
もしくはもう少し下かな?という感じなので11度とか12度とかではないだろうか...
シングル1歩手前、サ界では最近「プリシングル」と呼ばれているヤツである。
水温に関してはもちろん季節的なものもあるだろうし、
水道水掛け流しだけどそもそも水道水の質が良いのだ、山奥だから。
座談会でSOT3名言2017にも選ばれた
「25度の天然水より10度の泥水」
ですが
「10度の泥水より11度の水道水」
という言葉もここに残しておこうと思います。
さすが友梨っぺ、わかっている。
身体をしっかり冷却したら露天で外気浴。
山奥にある割には自然の風景を演出するとかそういう方向でなく
コンパクト、シンプルかつ洗練された作りはむしろ
インダストリアル系な雰囲気。
ラクーアにこんな形の椅子があった気がするなー。
この時期の山梨の気温は夜になると0度とか、-1度とか...
外気を浴びていると肌がビリビリしてきて......
ととのったっ......!
普段、あんまり外気浴に執着してない僕ですけど
冷たい水風呂×冷たい外気のコンボは
水風呂13度、外気3度のラインを下回って来るとヤバイですね。
冷たさが相乗効果を発揮してバキバキにキマるな、と思います。
てな感じで、大満足で浴室を後にしたのですが
同行者(♀、サウナ好き)の話によると
「女湯はサウナが3種類あった、水風呂も2個あって、そのうち1個は露天にあったよ」
との衝撃情報!
確かに、公式サイトの間取り図を確認すると
男湯は
「溶岩サウナ」と「冷水浴」のみだけど
女湯は
「竹炭サウナ」「ヒアルロン酸スチームサウナ」「塩もみサウナ」
「冷水浴」「富士源水浴」
と、設備の充実度がまるで違う。
さらに、女湯の方が若干広いぞ。
特に露天の「富士源水浴」の水温計は11度、
同行者(♀、サウナ好き、フィンランド経験者)いわく、体感はそれ以下だったようで、
「超ビリビリきた、外気も相まって、体感的に、おそらくシングルなのでは?」
との事。
さすが友梨っぺ、男湯よりも女湯の充実を図るとは
きっと、相当なサウニエンヌに違いない。
しかし、セルフロウリュを出来るサウナ室は男湯のみに設置、と
しっかり男の機嫌を取ることも怠らない。とんだ魔性の女である。
「ビューティーコロシアム」のイメージしかなかったのが恥ずかしい。
アフターサウナはお食事どころで冷やしトマト。
最近、行く施設での「冷やしトマトチェック」を欠かさないようにしています。
ここのトマトは新鮮さ、甘み、酸味、身の詰まり方、全てにおいてレベルが高く非常に美味しい。
全体のスペック的には非常に高クオリティな施設で、是非再訪したいのですが
惜しむらくは
浴室が22:00でクローズしてしまい、翌10:00までオープンしない、ということ。
宿泊で来た場合、チェックアウトの時間が10:00なので朝ウナが出来ないのだ。
(追加料金¥500で10:00以降も浴室に出入りできる措置は有り)
お食事どころも22:00クローズな上に館内に売店も無く
車で少し行かないととコンビニもないので、宿泊するならそのあたりの物資をあらかじめ購入してから行くのが良いでしょう。
それか、朝から日帰りで行くのも賢いかもです。
日帰りの方が圧倒的に安いし。
そんなこんなで宿泊した翌日
帰りにスカイスパへ、そのままカウントダウンアウフグースで年越し。
マルシンから出張で来ていたマグ万平さんにヴィヒタで叩かれながら
2018年のサウナを思うのであった。
ととのう率 : 95%