部首の話ではないけど、初めに部首の話を疒(やまいだれ)の付いた感じって割と少ない気がする。「病」·下痢の「痢」·痴漢とか痴女の「痴」、「癖」くらい調べたらもっと出そうだけど積極的に探すワードでも無いわけです。


で、病気の話。今年のゴールデンウィークから周囲が病気にまみれてましたね、良い話じゃないけど。職場で癌に罹患された人と尿管結石が発症した方がいました。私の仕事がレギュラー陣の休みを埋める仕事ですから忙しくて5月度は公休5日しか無いのに出勤時間が足りないからやむを得ず有給休暇をつかわされたとかいう訳のわからない事態に陥りました。

幸か不幸か発熱により病欠したから納得しましたけど、どぉなっちゃってんだと思ってました。


ゴールデンウィークと言えば、終わったあたりから私は咳が止まらなくて、気候の変化で喘息疑いアレルギー科に行っても治らず、いつしか痰に血が混じってて、「咳 痰に血が混じる」で調べたら咽頭癌の可能性とか出たから焦りまくって、翌週咳でかかってた呼吸器系内科医に話したら全く触れもせず、止まらないから翌週に耳鼻科で副鼻腔炎いわゆる蓄膿症と言われて薬で治りました。3週間患いました。


で、6月に入って癌の方は抗がん剤治療してるらしいけど副作用で厳しいらしいって話があって、厳しい話をすればコロナにかかった時に一般人より待機期間が長引くような基礎疾患持ってた人が節制もせずタバコをプカプカしてた人なんだからそれなりに覚悟はあったよねとか冷たい視線を送らざるを得なくて、がん治療にも延命を諦める選択とかは無いものだろうか、とか考える冷たい自分もいるし、ご家族からしたら可能性があるならば生きて欲しいみたいな思いもあるから1日でも長く、なんならあの頃に戻してみたいな思いもあるわけでなんとも言えない。


そんな中で知人の訃報である。

書いた通り、彼の死因脳梗塞と私が経験した心筋梗塞はやんわり言えば親戚みたいなもんだから他人事とは思えなかった。


そして別の知人は体調不良で精密検査を受けたら心筋梗塞になる可能性が高くてカテーテル手術を受けた。事前に予見出来ることの幸せはどんなに素晴らしいか。でも疑っちゃうのが患者心理だ。


最近整形外科に行っている。実は3月くらいから肩に違和感があり、腕の筋が伸びてて痛いらしい。4月下旬に通って嫌気がさしてブランク有りで2ヶ月ぶりに通いだして本気で治しにかかってる。


それにしても整形外科って何故ああも混むんだろう。診断とリハビリで患者は分かれるんだけど9割がリハビリで近所限定なんだろうかどこもかしこも混む、院内の椅子が一杯で立ち見みたいな人がいたり、溢れてたりするのが自転車で5分位の整形外科でよくそれを車で通りかかってその景色見てたから別の整形外科にしようと自転車で20分の距離にある整形外科に狙いを定めた。

9:30診療開始で9:15に着いたら6畳の診察室は満席でみんなおじいちゃんおばあちゃんで後から来るのもおじいちゃんおばあちゃん(笑)、容易に席が空いても若手だし席は座れない。そんなのが30分経過して立ちっぱなしで腰痛持ちでもあるから、腕を治療しに来たのに腰痛発生とか本末転倒過ぎるから色々時間を研究した結果、午前の部終わる間際か午後の部始まる時間14:30ならリハビリまで30分待ちだけど座れる。まあ、たしかに使い勝手は悪い(笑)。でも、変なストレス貯めるよりは良い。


リハビリ室はそれぞれのベッドがカーテンで区切られているんだけど、会話が筒抜けでどこが痛いから始まりどんな仕事してるやらが聞こえてる。

昨日いた奴はInstagramやらTwitterがバズっちゃって本社から『収益化しませんか』とか言われてるみたいな自慢話をしてて、いけ好かないなぁと思ってた。で会計待ってたらそいつが受付の方にも自慢話続けてた。見たら、首にコルセット巻いたおっさんでいよいよ信憑性は薄くなった(笑)。


持論で病院って宗教施設に近いものがあると思っていて、みんな不安を抱えてやって来て、それに効く薬と「大丈夫」という神(実際は医師)からのお告げを待って帰る為の場所だと思う。でも、同じ信仰の中にあんな奴がいると思うと嫌だなと思ったのも事実だ。




なんか宗教めいたものを探した結果、岡本太郎と木梨憲武の芸術にたどり着いた。