2024年5月23日、KT Zepp Yokohamaにて岡村靖幸(以下、岡村ちゃん)と斉藤和義(以下、せっちゃん)のユニット岡村和義ツアー「OKAZ TIME」体感してきました。



まず、Zepp横浜、めちゃくちゃ町中で道路沿いにビックリ。初代東京もダイバーシティも名古屋もなんか大ショッピングモール内だったからまずあんな立地にビックリしました。






開場早めに着きまして、グッズを購入しました。もともと狙っていたCD「若葉」 

そういえば大学時代のサークルの同期に岡村若葉って言う何話しても暖簾に腕押し的なリアクションする奴がいたなと思ったりして、更に2人の姿が映っている T シャツを購入。



そして待機列でラインナップを見ていたら急にステッカーが欲しくなりステッカーも。
ステッカーが割とかっこよくて オーディエンス パスというのがあったとは何か しびれてしまいました。まあ ステッカーは自転車にでも貼ろうかなと思っていたりします。 T シャツに関しては これまでに 色々買ってしまってクローゼットがパンパンな 中だったんですけれどもどうしても これは買おうと数着メルカリに出したりして在庫を減らしました(笑)。

携帯の充電が この時点で約30%。持っていたモバイルバッテリーも自宅でなぜか充電されていなくてどうしようと思っていて、辺りに USB ポートがある喫茶店を探すも見つからず、あるのは コンセントのみだったので やむなく近くにあったファミリーマートでコンセント付きの USB ポートを購入して結局そのファミマで充電をしながら、三遊亭小遊三の「浮世床」という初めて聞いた落語を聞きながらファミマの椅子で待機したものの、大した充電は得られませんでした。

しょうがなく 40%ぐらいの充電でライブに臨むことになります。以前に電気グループのライブの時に撮影可能タイムがあったのでもしあったらどうしようなんて思って、会場の待ち時間の携帯は一切触らず 場外の音楽に身を委ねたのでした。

 今回はファンクラブ先行でチケットを手にするためにファンクラブ入会した甲斐あって、整理番号が193番 という奇跡的な良番ゲット。

入場までの待機列は混み合わないように2段階になっていたのでスムーズ。帰りに回収するつもりだったソフトドリンクを開演前にゲットして場内へ。Zeppってしっかり作りはどこも似たような感じだなとか思って見学する余裕なんて無く、とにかく近くで見たくて手に入れたポジションは4列目くらいのやや真ん中よりの上手でした。岡村ちゃんサイドの下手は沢山の人がいました。岡村ちゃんもせっちゃんも男女比は圧倒的に女子が高いので前が邪魔とかはあまりなくて、非常に眺望良しなおかつ近い位置でした。

開演前までの1時間なんて誰かとおしゃべりしてりゃすぐなんだけど、独りだし携帯電話の充電温存したいから後ろの二人組の雑談聞いたり、前の人のスマホを盗み見したりしてやり過ごしました。今回の客入れはきっと映画音楽がテーマだったようで『マイ・フェア・レディ』流れたときはおぉって思いました。岡村ちゃんのライブだとファンタジー色強い曲多かったけど、せっちゃんと混じったことで変わったんだろうか。

後ろにいた二人組は既にツアー体感者らしくて、上手側はせっちゃんに微笑みかける岡村ちゃんを見られるから幸福感がより強いらしい。どうやら、その人たちは前回下手にいたからせっちゃんに微笑みかける後頭部しか見られなかったらしい。あと、前の人はTHE YELLOW MONKEYのファンらしくて、来週NHKの昼の番組に出るという情報だけだった。

ライブは定刻通りスタート。入場SEは「ずっと好きだった」「歩いて帰ろう」「ぶーしゃかるーぷ」のマッシュアップで『I miss Your Fire』からスタート。未発表曲も多々あったし、テンション上がったからセットリスト順であげようなんてどうでも良くなった。
とにかく全てが良い曲、そして超濃密。ライブは実質2時間くらいだったけど、途中「こんだけ濃いからもう2時間回ってるから夕ご飯とかどうしよう」とか思っていたら本編終了は1時間47分とかだった。

既発表曲はハズレ無し、新曲も歌詞を全て聞き取れやしないけどカッコいい。『My Secret Heart(ってタイトルを付けたい曲)』は色んな秘密は猫にしか話さないみたいな内容の曲は猫のモチーフからしてせっちゃんが主導だったんだろうし、「城にこもってる」みたいな内容の曲は『愛スティル』のPV用にお台場海浜公園で砲台見たから作ったのかなとか想像を膨らませたりした。あと2曲くらい知らない曲があった。

互いの曲をカバーするコーナーでは岡村ちゃんが「風の向こうへ」、せっちゃんが「イケナイコトカイ」。終演後の雑談聞いてたら「風の向こうへ」はライブでも聴いたこと無いマニアック曲らしい。それにしても、せっちゃんのカバーの名手っぷりは相変わらず。

そして二人でやるカバー曲は安全地帯の「じれったい」から井上陽水と安全地帯の「夏の終りのハーモニー」という安全地帯メドレー。更にアコギ2本とリズムマシンの「Technopolice/YMO」は染みました。

居た場所の位置もあるけど、岡村ちゃんがせっちゃんをしっかり見ながらギター弾いたり、イケナイコトカイ後のグーサインとか岡村ちゃんの積極的コミュニケーションが印象的で本当に楽しそうだった。

随所に即興セッションパートで色っぽい話になるんだけど、岡村ちゃんがエロティックに語るのに対して、せっちゃんがエロっぽく語る(笑)。同じ話だけどなんかニュアンス変わるのが面白く感じた。
あと、微動だにせず、直立するシ~ンが岡村ちゃんには多いんだけど、坂本龍一に見える時が何度かありました。そして、今回はやたらと舌を出す岡村ちゃんでした。

そして唯一のMCは岡村ちゃんによるアンケートタイム『チャイナタウンで蟹を食べてるのは岡村靖幸、斉藤和義どっち?』でした。
でも、この2人は曲で語り合うからMCなんて求めるのは不毛だなと思いました。

前なので足元がよく見えて、せっちゃん革靴履いてるんだって事にビックリ、スニーカーじゃない事にカッコ良さを感じて、逆に岡村ちゃんは踊りまくるからスニーカーかと思ったらスーツだから革靴でした。そして、本編ラスト、せっちゃんのダンスがセンセーショナルでした。ダンスというよりポーズなんだけど、操り人形みたいで微笑ましかったし、岡村ちゃんが「1タイム」「2タイム」って言うなかで「1タイム」って言うのに2ポーズ取っちゃうせっちゃんは可愛かった。

そして、アンコール最後は『少年ジャンボリー』だったけど、子持ちでパパと呼ばれてるからでしょうか、深くにも涙がキラリ。あと、岡村ちゃんが着てた筋肉少女帯みたいなつなぎ風ジャケットも印象的でした。

折しもNHK「SONGS」オンエア日、個人的には「カバーズ」「うたコン」「SONGS」なんてNHK出世街道の先には紅白しか無いじゃんと思って終演後に貰った岡村ちゃんのツアー日程見て、それも夢幻だなと思ったのでした。

入れる気になればとはおもうけど、ここに紅白は厳しいかなと。

でも、個人的には「うなぎとカレーでは成し得なかった最高と最高の共演」をこんなに間近に見られたから良いじゃないかと独り善がりに生涯ベストアクトの余韻を感じながら横浜をあとにしたのでした。

グッズの話だけど、ライブの色んなシーン見てはつくづく良いTシャツ買ったなぁなんて誇らしくなりましたよ。