3歳7ヶ月となるとよく喋る。

「今日、お迎え誰?」

「なんで今日保育園のお迎えパパなの?」

「さっき、〇〇だったね?」とか疑問文がめちゃくちゃ多い。

あと、最近森七菜と木梨憲武がサッポロ一番のCMで「ずっと好きだった/斉藤和義」を

歌ってると聞いたので保育園のお迎えで歌って聞かせてたら「同じ歌歌って」とリクエストしだして、最近は自ら『じゅっとすきだったんだじぇ』みたいに口ずさみだした。
あと、最近は東京ディズニーランド「プーさんのハニーハント」のモノマネとかばいきんまんの歌を歌わされる。
今回のゴールデンウィークはワンオペの時間が多かったので息子との距離はだいぶ縮まった感じ。もちろん、圧倒的にママ大好きは変わらないけど、風呂とかも『パパと入る』と言うようになった。
あと、遊ぶ時に最近はアメリカのコメディにありそうなバカっぽい要素やモンティ・パイソンにありそうな顔芸みたいなを混ぜたりしている。

さて、GW終わった当たりの5月6日は生後1312日目だったんだけど、住んでる街の公民館で月1でやってる「おもちゃの病院」におもちゃを預けた。

「おもちゃの病院」ってざっくりいうとシルバー人材センターの事業で昔おもちゃ職人だった方々がその技術を活かして、故障したおもちゃを実費で直せたら直すみたいなもの。そこに初めて息子を連れ立って行った。
息子への説明で『これからおもちゃを直してもらいに行くよ』と伝えたら「誰が直してくれるの?」と聞いてきたので【知らないおじさんだよ】と伝えたら息子の琴線に触れたらしくて『知らないおじさん』というフレーズをその後言いまくることになる。

息子にとっては俺以外はみんな「知らないおじさん」なわけで目についたおじさんを指さしては『(あの人は)知らないおじさん?』と聞いてくるので、そうだねぇと頷きながらも座りの悪い感じになる(笑)。
おもちゃの修復は時間がかかり、次回である来月に持ち越しとなった。

その日の夕方、出勤日だった妻が早上がりして夕飯を作る間17時位から親子で近くの公園で遊ぶことになった。

その時もキャッキャ遊んでいたら、60代のおじさんが独りで滑り台を滑っていた。おっさんの単独滑走は気味が悪いなと見ていた中で、息子は反射的に「知らないおじさん」と言ってた。そうだね、滑り台好きなんだねみたいな話をしてやり過ごしていたら、そのおじさんはいなくなった。

砂場やら色んなところで遊んでいたら18時を過ぎて私と息子はブランコで遊んでて、ブランコに興奮してキャッキャする息子が可愛くて更にふざけていたらくだんの知らないおじさんが話しかけてきた。
「もう、遅いし(18時で5月だから明るい)何かあってからではいけないのでお家に帰られたらどうですか?」と言い出す。
こいつ、何言い出してるんだと思ってちょっと腹立って『これでも私この子の親なんで私が責任取りますから大丈夫です』と返す。今思えば更に逆上されなくて良かったけど、とりあえずハイハイと言って息子を抱っこしながら「知らないオジサン怖いね、知らないオジサンについて行っちゃ駄目だぞ」と響きが面白いから連呼していた知らないオジサンは怖いと言う印象を植え付けたから良しとすることにした。

きっと、何かあって滑走した1人滑り台を揶揄された事に対する報復かもしれないけど。大人一人で公園の遊具は怪しい象徴だなと痛感した。