3歳の息子と二人で上野動物園へ行きました。こちらは後編です。

13:30から1時間だけトラの赤ちゃん「アサ」が見られると聞き、上野動物園東園へやってきたのですが、時間は13:15ということで隣りにいるゴリラを見に行ったがゴリラはいない。象のアルン君も見られず残念な気持ちで13:30を迎えまして虎エリアへ。



確かに虎はいたけど、間違えなく生後7ヶ月のサイズ感じゃない。いつ出てくるのか?と待っても現れずウロチョロしていたからかつてライオンがいたエリアに凄い人だかりがあります。

なるほど、ここにいるのかと思ったけどみんなカメラを持ってないから、虎ガチ勢が待っていることが分かった。正直、こんな混んでるとは思ってないから息子には『虎の赤ちゃん見られる』と言ってたからちょっと期待している息子をいなしつつ、もう一度ゴリラエリアに行ったらゴリラは群れをなしていました。
そして、名古屋のシャバーニの兄であるハオコもゴリラウォークを見せながら登場。
息子は6月に名古屋の東山動植物園でゴリラを「野菜をいっぱい食べる動物」として認識しており2回目です。東山は雨で室内だったから、上野は屋外での展示を見せられましたがもっと立体的に見せたかったもんです。

そして、虎エリアに戻ったらさっきの密集が更に増して今度はみんなカメラで撮影したので子虎来たなと確信。密集の中で探して見えたので息子をヒップシートの上に立たせて子虎の『アサちゃん」見せました。もちろん、見せることに必死で写真はありません。遠目から見た感想ですが、小さい虎でディズニーシーのチャンドゥみたいでした。

頑張った割にはそんなだったから息子に「チャンドゥみたいだな」と言ってしまった(笑)。

ゴリラも子虎も見ることが出来たという良い流れに乗って、象エリアに戻ったらアルン君出てきてくれたのですが逆光であまり確認出来ず、3歳児には同い年の象の記憶は残りませんでした。

息子を動物園好きにしてくれたYouTubeがあって、それがこれ。

ただ単にアンパンマンのぬいぐるみが動物園を巡る非公式動画なんだけど、それにハマってて『しろくまさんも見たい』という事でホッキョクグマを見に行ったら小窓からど迫力なホッキョクグマと 

巡りあいました。

その後、さるやまキッチンでソフトクリームを食べて、猿山を見たけど、密集度が低いから息子もそんなに興奮せず。


保育園でうさぎ組だからうさぎが見たいとこども動物園へ。自由にタッチ出来るわけではないみたい。

そして、「(もう一度)パンダの赤ちゃん見たい」というので14:27、50分待ちと延びたシャオシャオとレイレイの元へ。
結構びっくりしたのは列の長さだけでなく、待機列の時点でみんなカメラを構えてる事。
並んでからわかったのはこの時間、シャオレイは活発で待機列の距離からでも目視出来た事。

待ち時間は息子のレーロレロソングを聞いたり、タワー・オブ・テラーごっこをしたりして、写真の記録によると47分の待ち時間は退屈せずに過ぎて行きました。そして、待機列もラスト5分位で会えるぞというその興奮に水を差して来たのは子パンダガチ勢な御婦人でした。

御婦人は他の方同様待機列から遠隔でシャオレイを狙い列が前に進んだのに気付かないことしばしばな位のお熱っぷりでした。
そんな御婦人がレーロレロ歌う息子に人差し指を立て『シー』とやってきました。
私は息子を注意しませんでした。飼育上の理由で子パンダに悪影響というなら止めますが、係員から注意受けてないのでその人の都合なわけです。だったら止める気はサラサラ無い。別に文句言って揉めたりしていませんが、もしもあんたの趣味のため、芸術の為に歌を止めるんだったらその美声をBGMに入れてもらいたいもんだ。「いやはや、うちのパンダちゃん(お前のモンでもないけど)が可愛過ぎて、子供が興奮して困ったざますわ」位に言える了見が欲しかったです。

御婦人の事情も知りませんけど、そんな奴の満足のために抑圧されるなよという意味もあり、息子が誇らしくて頭を撫でてました。結局最前線でも息子は興奮を止めずに再び歌いに 




それにしても、あんなに動き回るパンダ初めて見ましたし、その後に見た父親パンダのリーリーは

笹や竹をガシガシ食べてまして、こんなにアグレッシブなパンダを見まくったのは初めてでした。そして、カメラで撮ることに執着してると人間としてレベルが落ちる気がして良くないのかもなと3歳児から学びました。

早い段階から12月21日にどこ行こうか悩んだりしながら行った息子との動物園は自分が仕込んでエスコートして久々のデートって感じで計画段階から楽しくて、新しい感覚でした。小学生の頃、親父に西武球場へ連れてってもらったりしたけど、こういう感覚だったのかもな、そんな気持ちになれました。

あと、やっぱり動物園の年パス持ってた奴の遺伝子がきっと息子にはあるんだろうなと嬉しくなりました。パンダは産まれてから父子は一緒にいないわけで、そう考えると人間で良かった。